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3 609 929 C02 | (11.10.10)
Bosch Power Tools
保守とサービス
保守と清掃
f
ツール設定、付属部品の交換などの作業をおこな
う際、またはツールを使用しない場合にはエア供
給を中断させてください。
このような安全措置をと
ることで、不意のエアツール始動を防げます。
f
研削軸の空回転数を定期的に測定してください。
測
定した値が記載中の空回転数(
『仕様』参照)を
10
%
以上超える場合、ボッシュ電動工具サービス
センターへエアツールのチェックをご依頼くださ
い。
空回転数が高すぎると先端工具割損の原因とな
ります。また、回転数が低い場合には、作業能力
が低下します。
製造およびテストには細心の注意を払っていますが、
エアツールが万一故障した場合には、お買い求めの販
売店またはボッシュ電動工具サービスセンターに修理
をご相談ください。
お問い合わせや部品のご注文の際には、必ずエアツー
ルの銘板上に記載された
10
桁の製品番号を記入して
ください。
エアツールにある給気口フィルターを定期的に掃除し
てください。
この際、ホースニップル
4
を取外し、
フィルターに付着した粉じんや汚れ粒子を除去してく
ださい。
その後、再びホースニップルをしっかりと取
付けてください。
ツール内部に装備されたバルブ部品に対する損傷を防
ぐため、ホースニップル
4
を給気口
3
の接続金具に締
めたりゆるめたりする際には必ず開口スパナ(
開口径
19 mm
)で押さえてください。
水分や汚れ粒子等が圧縮空気内に含まれ
ると、錆発生の原因となり、内部のプ
レートやバルブ等の消耗につながります。
これを防ぐため、給気口
3
からエンジン
オイルを数滴投入してください。
エアツールを再度エ
ア供給システムに接続し(
『エア供給システムへの接
続』
、
288
ページ参照)
、
5
–
10
秒間作動させてくださ
い。
この際、オイルが流出しますので、布でふき取っ
てください。
長期間にわたってメジャーリングツール
をご使用にならない場合には、この作業を実施してく
ださい。
CLEAN
シリーズ(潤滑油を不要とした圧縮空気を使
用する特殊エアモータ)に含まれないボッシュ製エア
ツールをご使用の場合には、流動エアに常時オイルミ
ストを混ぜてください。
この際必要となるルブリケー
ターはエアツールに接続されるメンテナンスユニット
に装備されています(詳細に関してはコンプレッサー
メーカーにお問い合わせください)
。
エアツールの直接注油またはメンテナンスユニットへ
の注油にはエンジンオイル
SAE 10
または
SAE 20
を
使用してください。
モーター内に装備されているベーンが適切なサイクル
をおこなっているかを専門家にチェックさせてくださ
い。必要に応じてこれらのベーンを交換してくださ
い。
f
保守・修理作業に関しては、必ずボッシュ認定に
よるサービス担当者にご依頼ください。
これにより
電動工具の安全性維持が確実におこなわれます。
ボッシュ認定の顧客サービス代理店では、敏速かつ確
実な保守・修理作業を承ります。
OBJ_BUCH-1326-001.book Page 292 Monday, October 11, 2010 10:41 AM