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1.S149の主な特長
セイコーシステムストップウオッチS149は、プリンタとストップウオッチをコンパクト
に一体化させ、計測と記録が一台でできる本格的なスポーツ計測機器です。さらに、
S143、グリップスイッチとの組み合わせで様々な使いかたができます。
●ロードレースやマラソンなど大勢の計測に最適です。
①プリンタとストップウオッチが一体となってい
るため計測データをただちにプリントアウトす
ることができます。
②計測開始の年・月・日・時刻も同時にプリントア
ウトされますので記録の整理や保管に便利です。
③時計機能とオートスタート機能がついています
のでマラソンのようにスタート時刻が決まって
いる場合には、あらかじめスタート時刻をセッ
トしておけば自動的に計測をスタートさせるこ
とができます。
④メモリー機能……300本までの容量を持ち、スタ
ートからストップ/リセットまでの一連のデー
タを「ブロック」として扱い、前のデータを消
さずに別ブロック(最大100ブロック)でメモリ
ーします。データの日時別管理に最適です。
⑤この他、個人別管理に役立つID設定機能、メモ
リー使用量インジケーター、最速ラップ呼出機
能など便利な機能を盛込みました。
⑥本体に抗菌材を使用しております。
※経年変化やご使用の状態によって抗菌効果は低下いた
します。
●豊富なオプション類との接続により、様々な機能
アップがはかれます。
①本機とセイコーデジタルストップウオッチS143
を接続することにより、スタート時刻を転送す
ることができ、複数のストップウオッチが同一
時刻にスタートするので計測精度もあがり、ロ
ードレース等で各地点での計測が非常に便利に
なります。
②グリップスイッチ(別売り)を接続することに
より、操作性をさらにアップさせることができ
ます。
③ペーパー拡張ホルダー(別売り)を使うことに
より、さらに大勢の人(約2,500名程度)のデー
タを一度に連続して印字することができます。
3
3.現在時刻の見かた
4.ストップウオッチの使いかた
□
1
モード切り換えボタン③(TIME)を押して、
時刻、カレンダーモード にします。
RECALL
BLOCK
STOP
BATT.
LAP
F
E
300LAP
/
SPLIT MEMORY
LOCK
LAP
/
SPLIT
RESET
START
STOP
CLEAR
1/100
STOP.W A/S SET
TIME
RECALL
ボタン③
(TIME)
STOP-W. A/S SET TIME
ID
RECALL
BLPOK
STOP
BATT.
LAP
年
月
日
現在時刻
(10時8分59秒)
時刻・カレンダーモードマーク
(時刻・カレンダー表示になって
いることを表わしています。)
※現在時刻は24時制で表わされます。
時刻・カレンダーモード
ブロックについて
・S149は、「ブロック」方式を採用しており、スタートからリセット
までの計測データをひとつのブロックとしてメモリーします。
・各ブロックには、スタート日時が自動的にメモリーされます。
・スタートする前にこれから計測する「ブロック」に番号が付きます。
・300データ分のメモリーを使いきるまで、計測したデータをメモリ
ーすることができます。
・ひとつのブロックでは最低3個のメモリーが必要になります。よっ
て、複数ブロックをメモリーした場合、各ブロック内のラップ/ス
プリットデータ数の合計が300になる前にメモリーが満杯になりま
す。
2.各部の名称とはたらき
紙送りスイッチ
1回押すと1行分紙送りします。
押し続けると連続して紙送りし
ます。
モード切り換えボタン
①ストップウオッチモード(トータル
タイム表示又はランニングラップ
表示)に
②オートスタートセットモードに
③時刻、カレンダーモードに
印字切り換えスイッチ
スプリット・ラップを印字
c
上側
d
下側
スプリットのみ印字
桁切り換えボタン
1/100秒計測←→1秒計測
を切り換えます。
LAP
SPLIT
SPLIT
ロールペーパーカバー
内部にロールペーパー
をセットします。
プリンタ電源スイッチ
ロックレバー
ボタン○
A
をロックします。
グリップスイッチ切り換えスイッチ
グリップスイッチを使用する時
c
上側
d
下側
グリップスイッチを使用しない時
EXT
▲
ボタン
○
A
ボタン
○
B
スタート/ストップ
スプリット・ラップ/リセット
メモリークリア
ストップウオッチ
モードの時
セレクト
オートスタートセット
及び時刻・カレンダー
モードの時
リコールボタン
メモリーしてあるタイムを呼び
出します。
オートスタート用ジャック
オ ー ト ス タ ー ト 時 刻 を 転 送
する時に使います。
グリップスイッチ
用ジャック
グリップスイッチを使
用する時使います。
BLOCK
F
E
SYSTEM STOPWATCH
300LAP
/
SPLIT MEMORY
POWER
ON
LOCK
LAP
/
SPLIT
RESET
START
STOP
CLEAR
1/100
STOP.W A/S SET
TIME
RECALL
STOP-W. A/S SET TIME
セット
2
RECALL
BLOCK
STOP
BATT.
LAP
F
E
300LAP
/
SPLIT MEMORY
LOCK
LAP
/
SPLIT
RESET
START
STOP
CLEAR
1/100
STOP.W A/S SET
TIME
RECALL
モード切り替えボタン①
(STOP.W)
STOP-W. A/S SET TIME
RECALL
BLOCK
STOP
BATT.
LAP
F
E
300LAP
/
SPLIT MEMORY
LOCK
LAP
/
SPLIT
RESET
START
STOP
CLEAR
1/100
STOP.W A/S SET
TIME
RECALL
桁切り換えボタン
桁切り換えボタンを押して
桁を決めます。
STOP-W. A/S SET TIME
SPLIT
RECALL
BLOCK
LAP
STOP
BATT.
LAP
ストップウオッチモード
(最下段トータルタイム表示の例)
スプリット
タイム
ラップタイム
トータルタイム
スプリット
ラップ回数
ストップウオッチ
モードマーク
(ストップウオッチの状態になっていることを表わしています。)
SPLIT
RECALL
BLOCK
LAP
STOP
BATT.
LAP
SPLIT
RECALL
BLOCK
LAP
STOP
BATT.
LAP
1秒表示
1/100秒表示
ボタンを押すごとに 1秒表示 ←→ 1/100秒表示 に
切り換わります。
※切り換えはリセット状態で行ないます。
※1秒表示で計測した後にリセットすると、自動的に1/100
秒表示にもどります。
□
1
モード切り換えボタン①(STOP.W)を押して
ストップウオッチモード にします。
※押すたびに最下段はトータルタイム表示かランニングラ
ップ表示となります。
□
2
計測する単位を1/100秒までにするのか、1秒まで
(1/10秒桁切上げ)にするのかを決めます。
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