Ottobock | 65
ハンドは、納品時にはファンクションプラグが差込まれ、
デジタルモード (ダブルサイト) に設定されています。
6
システムエレクトリックハンドの電源のON・OFF
6.1
サイズ7の場合
グローブをわずかに押すと、オン/オフボタンが作動します。
ボタンがオンになってもすぐには起動し
ませんので、意図しないで突然切替わることをを防止します。切替えをする際はボタンを約1秒間押
してください(図11)。
6.2
6.2サイズ7¼, 7¾, 8¼ の場合
オン/オフボタンは黒いリレースイッチに内蔵されており、
グローブを押すことにより起動します。
甲の方から押した場合:
ON
(図11)
親指の方から押した場合:
OFF
(図12)
7
制御の選択注意
注記:
記載した図は全てのハンドサイズにあてはまります。
ファンクションプラグを差し込む、
または、取外すことにより2つの異なる制御モードからいずれかを選
択し、装着者にとって最適な状態になるよう調整します。
7.1
ファンクションプラグを差込んだ状態(図1、図2 納品時の設定)
デジタルモード‐デュアルサイト:2つの電極を用いて2 箇所から筋電シグナルを発生させハンドを開閉
するシステム(図1、図2)。電極シグナルが閾値を越えるとハンドが一定の速度で開閉します。
7.2
ファンクションプラグを取外した状態(図3、図4)
ダブルチャンネルシステム‐シングルサイト:1つの電極を用いて1箇所から強さと速さの異なる筋電シ
グナルを発生させ、ハンドを開閉するシステム(図3、図4) 。1つの電極を用いてハンドを開閉します。ハ
ンドはゆっくりと緩やかな筋電シグナルで閉じ、速く強い筋電シグナルで開きます。
8
電極の感度調節
デジタルツイン制御ハンドの優れた機能を発揮させるには、電極の感度を最適な状態に調整
する必要があります。 マイオボーイと普段ご使用のパソコンにより、容易に調整することが
できます。
注記:
ダイアル1(図5, 6 の赤矢印部分)の位置を変更しないでください。
このダイヤルはオットーボ
ック・ジャパンでのみ調節します。
8.1
デジタルシステムの使用方法(ファンクションプラグ付の場合)
詳細はマイオボーイに添付の取扱説明書(647G265)をご覧ください。
マイオソフト/PAULA のプログラムの『Digital Twin with Function Plug』を選択してください。筋電
シグナルが約2秒間、 ONの値をかすかに越える程度になるよう電極の感度を調節してください(図
7)。電子制御に付いているダイアル2はデジタルシステムでは何の機能もありません。
8.2
ダブルチャンネルシステムの使用方法‐シングルサイト
(ファンクションプラグなし場合)
詳細はマイオボーイに添付の取扱説明書(647G265)をご覧ください。
デジタルシステム(デュアルサイ
ト)をダブルチャンネルシステム(シングルサイト)に変更するためには、
まずインナーハンドの手首部
分のロックリングを取外してください。
その後、インナーハンドを外し、
リレースイッチからファンクショ
ンプラグを取外してください(図9、10)。変更後の新しいシステムを認識させるためにリセットするに
は、バッテリーをバッテリーボックスから取外し、再度挿入してください。
マイオソフト/PAULAのプロ
グラム中の、
『Digital Twinwithout Function Plug』を選択し、
スケール上のスライダーの目盛りが3.5
になるように調整してください。
また、電子制御のダイアル2の目盛りも同様に3.5になるように設定し
Summary of Contents for 8E38-7
Page 2: ...2 Ottobock 6 5 4 3 2 1...
Page 3: ...Ottobock 3 12 11 9 10 7 8...
Page 63: ...Ottobock 63 1 8E38 7 8E39 7 8E41 7 1 2 1 1 2 3 3 LAN...
Page 67: ...Ottobock 67 11 12 13 CE 93 42 EEC CE 14 14 1 2014 05 28 1 8E38 7 8E39 7 8E41 7 1 1...
Page 72: ...72 Ottobock 14 14 1...
Page 73: ...Ottobock 73...