Ottobock | 227
フットシェルの取外し:
•
フットシェル後部のヒールタブ下に位置するベース・スプリングのヒール底部に、
フットシェル着脱ツ
ール(2C100) を挿入してください。
ヒールを引き上げ、
フットシェルから足部を取外します。
4.1.2 ベンチアライメント
カバーを付けた足部をアライメント冶具に固定します。
下腿用
足部サイズ (cm)
アライメント基準線に対する足部中心線
の前方位置 (mm)
アライメント冶具内での差高
21 –
25
25
必要な差高(靴の差高 – 前足
部分のソール厚さ) + 5 mm
26
–
28
30
29
–
30
35
大腿用
ご使用になる膝継手のアライメント方法を確認してください。
必要な靴差高 (mm)
適切なフットシェル
5 – 15
標準
10 – 20
幅狭
4.1.3 スタティックアライメントの最適化
必要に応じてオットーボック社が推奨するアラインメントガイドに従ってください(モジュ
ラー大腿義足:
646F219*
、モジュラー下腿義足:
646F336*
)。
可能であれば L.A.S.A.R. ポスチャーを使用して義足のスタティックアライメントを最適化し
てください。
4.1.4 ダイナミックアライメントの最適化
角度変更やスライド調整をしながら、前額面 (ML) と矢状面 (AP)の義足のアライメントを最適にする
ことにより、正しいヒールコンタクトから前足部へのスムーズな体重移動と踏み返しがもたらされます。
下腿切断者の場合には、立脚期に生理的な膝の屈曲が行えることを確認してください。
4.2 ヒールウェッジの使用 方法
注意
ヒールウェッジの使用時には、膝に作用する力の変化により転倒する危険性があります。
ヒールウェッジを使用すると、義足に荷重をかける立脚相での膝屈曲が促されます。そのため、立
脚相コントロールを有していない膝継手などの場合はダイナミックアライメント調整には特に注意
してください。
4.2.1 ヒールウェッジの装着
1C62 トリトンフット ハーモニー付には2 種類のヒールウェッジが付属します。
•
柔らかいヒールウェッジ:半透明
•
硬いヒールウェッジ:黒色
装着者が、ヒールの蹴り返しが柔らかい、または立脚中期に膝が過伸展になると感じる場合、同梱さ
れている2個のヒールウェッジの内1つを使用し、ヒールの硬さを強くすることができます。
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