本機コントローラー操作時の
MIDI
送信
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Assign
メニュー・コマンド
“Reset Controller MIDI Assign”
を
CC Default
で実行すると自動的にアサインされます。
CC Default
の設定は、これらのコントローラーで使用する
CC#
として推奨する
CC#
です。通常、
CC#
をアサインする場合
は、この設定を使用します。
本機コントローラーを操作すると、対応または設定しているコ
ントロール・チェンジが送信されます。ジョイスティックを
X
(横)方向に動かした場合のみベンド・チェンジが送信されます。
Foot Switch Assign
、
Foot Pedal Assign
で
USER [1]
〜
[4]
、
SW1
、
2
を選択し た場合、各モードの
Realtime Control Knob Assign
、
SW1/2 Assign
の設定に従い、その
MIDI
コントロール・チェンジ・
メッセージが送信されます。
ARP ON/OFF
、
ARP GATE
、
ARP VELOCITY
、
ARP SWING
、
ARP STEP
を選択した場合、
Global P2– MIDI CC# Assign
の設定に従い、そ
の
MIDI
コントロール・チェンジ・メッセージが送信されます。
以下に各モードでの動作を記述します。
(ここではコントロー
ル・チェンジのみの説明ですが、ベンド・チェンジに関しても同
様です。)
Program
モード
本機コントローラーを操作すると、グローバル
MIDI
チャンネル
(
“MIDI Channel” Global 1–1a
)でコントロール・チェンジを送信
します。
Realtime Control USER
時の
ノブ
[1]
〜
[4]
、アサイナブル・ペ
ダルで
Master Volume
に設定したときはユニーバーサル・エ
クスクルーシブ・メッセージのマスター・ボリュームを送信
します。
Combination
モード
本機コントローラーを操作すると、グローバル
MIDI
チャンネル
(
“MIDI Channel” Global 1–1a
)でコントロール・チェンジを送信
します。
同時にティンバーの
“Status”
(
Combi 3–1(2)c
)の設定が
EXT
また
は
EX2
のとき、ティンバーの
MIDI
チャンネル(
“MIDI Channel”
Combi 3–1(2)c
)でも送信します。
“Status”
が
INT
で、
“MIDI Channel”
の設定が
Gch
またはグローバル
MIDI
チャンネルと一致するティンバーは、本機コントローラー
を操作すると、それぞれのティンバーに対して効果がかかりま
す。
Master Volume
のときはユニーバーサル・エクスクルーシブ・
メッセージのマスター・ボリュームをグローバル
MIDI
チャン
ネルでのみ送信します。
MIDI Filter
(
Combi P5
)で、ティンバーごとにコントロール・
チェンジやコントローラーのイネーブル(有効)/ディセー
ブル(無効)が設定できます。チェックをつけると上記の動
作がイネーブル(有効)になります。
エフェク トのダイナ ミック・モ ジュレーショ ンは
I F X 1
〜
5
、
MFX1
、
2
、
TFX
でそれぞれ設定する
“Ch”
(
Combi 8–4a
、
9–2a
)の
設定が
Gch
またはグローバル
MIDI
チャンネルと一致する場合、
コントロールできます。
(
All Routed
のときは、ルーティングされ
ているティンバーの
MIDI
チャンネルすべてでコントロールでき
ます。)
Sequencer
モード
本機コントローラーを操作すると、
“Track Select”
(
Seq 0–1(2)a
)
で選択している
MIDI
トラック
1
〜
16
に対して効果がかかります。
“Track Select”
で選択している
MIDI
トラックの
“Status”
(
Seq 3–
1(2)c
)が
EXT
、
EX2
、
BTH
のとき、
“MIDI Channel”
(
Seq 3–1(2)c
)の
MIDI
チャンネルで、コントロール・チェンジを送信します。
“Status”
が
INT
、
BTH
のとき、本機コントローラーを操作すると、そ
の
MIDI
トラックに対して効果がかかります。
“MIDI Channel”
の設定が同じ
MIDI
トラックにも同様に効果がか
かります。
Master Volume
のときはユニーバーサル・エクスクルーシブ・
メッセージのマスター・ボリュームを送信します。
MIDI Filter
(
Sequencer P3
)で、トラックごとにコントロー
ル・チェンジやコントローラーのイネーブル(有効)/ディ
セ ー ブ ル(無 効)が 設 定 で き ま す。チ ェ ッ ク を つ け る と
“Status”
が
INT
、
BTH
のときの動作がイネーブル(有効)になり
ます。
“Status”
が
EXT
、
EX2
、
BTH
のトラックでは、ここでの設
定に関わらずコントロール・チェンジを送信します。
エフェ クトのダイ ナミック・モジュレーシ ョンは
I F X 1
〜
5
、
MFX1
、
2
、
TFX
でそれぞれ設定する
“Ch”
(
Seq 8–4a
、
9–2a
)の設定
が
“Track Select”
で選択しているトラックの
MIDI
チャンネルと一
致する場合、コントロールできます。
(
All Routed
のときは、ルー
ティングされているトラックの
MIDI
チャンネルすべてでコント
ロールできます。)
リアルタイム・レコーディング時に、本機コントローラーを操作
すると、対応または設定しているコントロール・チェンジがレ
コーディングされます。
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Page 214: ...Sequencerモード 206 ...
Page 280: ...Effect Guide 272 ...