空気駆動空気昇圧器
AA-8, AA-15 & AA-30
モデル
• OM-15J
9
空気流入系
AA-8-C
、
AA-15-C
、
AA-30-C
の各モデルには、
1/2B
(15A) NPT
空気入口フィルター、圧力調整弁、圧力計、および調
速弁が付属しています。各機器の最高使用圧力は
10.3
bar
です。
この各機器は図1に示したようにあらかじめ接続され
ており、圧力調整されていない入口空気が駆動部入口
からポンプ部入口へ供給されます。
ポンプの選択
窒素を昇圧する場合、空気フィルターからのポンプ流
入接続配管ははずします。そして、窒素はポンプ流入口(駆動ガス入口ではなく)に直接供給します。
供給圧力は
AA-8
モデルでは
55.17 bar
以内、
AA-15
モデルでは
103.4 bar
以内、
AA-30
モデルでは
206.9 bar
以内としてください。ポンプ流入口にはハスケル
28728
モデルのような、適切な作動圧力の粒子フィルターの設置することをお勧めします。
操作
ポンプ流出口のせき止め状態の最高圧力は駆動用圧力調整弁によって制限することができます。但し、
2
bar
に満たない駆動圧力による運転は、異常に低速の運転となることがあります。取扱店または工場に定
圧駆動の制御オプションについてご相談ください。(
16821
オプションまたは、空気パイロットスイッチ
)
精密最終圧力調整は流出口の下流に高圧調圧弁を使用する方法が最も効果的です。
流速
流速、すなわち昇圧器の運転速度は速度調整弁で調整できます。この弁は増幅器の機能を入り切りする
弁、さらに入口空気または窒素がポンプ部を通り抜けてそのまま流出口まで流れ、起動前に出口圧力を
入口圧力と均圧にする弁としても使用されます。
増幅器の始動 -(説明図1参照)
1.
速度調整弁は閉止しておきます。(ハンドルが弁に対し
90°
)
2.
入口空気圧力が増幅器を通して出口まで全体同圧になるようにします。
3.
全体を満たしている同圧に対して、付加したい概略の締め切り状態(最高)圧力を選定します。その
圧力を
8
、
15
、または
30
(モデルによる)で割り算します。圧力計を使用して駆動空気圧力調整弁を
この圧力に設定します。(安定運転のため、
2 bar
以上としてください。)
4.
速度調整弁を開けて昇圧器により出口側機器を加圧します。昇圧器は調整済み圧力かけるモデルの面
積比番号付近出口の圧力でせき止め状態になります。(
AA-8
は駆動圧力
×7
+流入圧力)
5.
必要に応じて圧力調整弁を再調整します。出口圧力をより正確に一定圧力に調整する必要があれば、
上記
B
に示したように流出口圧力調整弁を設置してください。