Halyard ON-Q Select-A-Flow, Instructions For Use Manual

Page: 122 / 144

120
重要な情報
ON-Q*
器具を操作する前に本説明書をよく
お読みください。 すべての指示に注意深
く従い、患者および/またはユーザーの安
全を確保してください。
ユーザー用情報
• 製品サポートは
1-800-444-2728
または
1-949-923-
2400
(
24
時間体制、英語のみ)までお電話くだ
さい。
• 下記を含む最新の製品情報ならびに技術
資料は、 www.halyardhealth.com にアクセスいた
だくか (英語のみ)、担当者までお問い合わ
せください。
•
SELECT-A-FLOW*
付き
ON-Q*
、薬剤投与情報
に関する技術情報
• 磁気共鳴（ MR ）環境での ON-Q* ポンプの使
用
• ラテックス過敏症
• 小児患者における持続的な注入
• 手および足の手術における
ON-Q*
ポン プ
の使用 容量および流速の選択
• 軟骨溶解について今日までに分かってい
ること
• 周術期自己血輸血システム付き
ON-Q*
の
使用
• 米国の輸血調剤ガイドライン （ USP 797 ）
• 充填前の ON-Q* エラストメリックポンプの
流速に対する保管時間の影響
• 患者ガイドライン
警告
流速は調節可能です。 薬剤の投与量は最大
流速の場合を基準にしてください。 有害事象
が生じる可能性を低減するために：
• 薬剤は最大流速（ 7 ml ／時間または
14 ml
／時間） に基づいて投与してくだ
さい。
• 回復までの期間の薬剤の投与量および
デリバリー時間は、 20% ほど変動します。
薬剤の注入を決定する際、 この変動を考
慮してください。
• 事前に規定した流速に関わらず、最大流
速で投与するのに適切な投与量のみを
ポンプに充填してください。
• 虚血傷害のリスクがあるため、 エピネフリン
などの血管収縮剤を以下の投与経路で持
続注入することは推奨しません：手術中の部
位、
神経周囲、 経皮（硬膜外投与は除く）。
• 薬剤または液体は、製薬会社が提供する
指示に従って投与する必要があります。 医
師は責任を持って、各患者の臨床状態（年
齢、体重、患者の疾患状態、併用薬など）
に
応じて薬剤を処方してください。
• 注入の流れが中断しても、 アラームや警報
は発生しません。 そのため、投与停止または
投与が不十分な結果、生命維持薬の使用
が重症もしくは死をもたらす可能性がある
ので、本器具を使用した生命維持薬の注入
はお勧めしません。
• ポンプの注入状態を示すインジケータがな
いため、薬剤を過剰に投与すると重度の傷
害を負ったり死亡する可能性のある場合
は、注意して使用してください。
• 鎮痛剤の硬膜外注入は、硬膜外投与用に
特別に設計された留置カテーテルの使用に
限定されます。
硬膜外投与に適さない薬剤
の注入を避けるため、追加ポート付きの輸
液セットは使用しないでください。
硬膜外投
与に使用する器具は、他のすべての注入器
具から明瞭に区別することを強く推奨しま
す。
• 合併症を避けるために、望ましい結果を得
るのに必要最小限の流速、容量、薬剤濃度
を使用してください。 特に以下を留意して
ください：
• 体肢の遠位末端（手指、足指、鼻、耳、陰
茎など） にカテーテルを留置することは避
けてください。 液体が溜まり、 虚血傷害ま
たは壊死に至る可能性があります。
• 関節腔にカテーテルを留置することは避
けてください。 確立された決定的な因
果関係はありませんが、 一部の文献では
連続的な関節腔内注入（特にブビバカ
イン） とその後の軟骨融解の発現に関連
の可能性があることが示されています。
• きつく包帯すると、血液供給または液体
JA
SELECT-A-FLOW* 可変流速調節器付き ON-Q* ポンプ
使用説明書