Camp Safety 203111, Manual

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い場合は、この製品を使用しないでください。
3年間保証
本製品には、原材料または製造過程における全ての欠陥に対して、お買い上げ日から3年間の期間に保証
が適用されます。次のような場合は保証の対象にはなりません: 通常の磨耗、改造や改変、不適切な保管、腐食、
事故や過失による損傷、用途に適さない使用。
製品について
使用方法 -
ROPE ADJUSTER
概略
C.A.M.P. Rope Adjusterは、EN358:2018規格認証を受けたレストレインおよびワークポジショニング用の可調器
具です。
本製品の用途は工業、建設業、救助活動および高所作業一般における高所からの墜落リスクからの保護および事故
防止です。
各モデルとその標準仕様は表Ａのとおりです。コネクターの組み合わせおよび長さの異なる特別仕様も用意され
ています。
使用方法
作業環境の危険性を評価し、使用すべき個人用保護具（PPE）を判断するためには、墜落ファクター（図1A）を
次の計算式で算出します。墜落ファクター＝墜落距離÷ランヤードの長さ。
墜落ファクターが
0
、すなわち作業者がアンカーポイントよりも低い位置にいて、しかもランヤードがぴんと張っ
ている場合、または墜落ファクターが
1
でも、動くことのできる範囲が0.6m以下の場合は、ワークポジショニング
用装備またはレストレイン用装備を使用することができます（図
1B
）。その他の場合で、墜落ファクターが１以
上ある場合は、墜落防止器具の使用が義務づけられています。
ランヤードは常に張り、弛みの発生を避けてください。
ワークポジショニングシステムを利用する際、使用者は自分の体の支持を装備にゆだねることになります。念のた
めの予備墜落防止システムが必要であるかどうかを判定することが重要です。
アンカーポイントはEN795規格に準拠したものか、最低12kN（金属製アンカーの場合）または18kN（ファブリッ
ク製アンカーの場合）の強度を持つものでなくてはいけません。
アンカーポイントは腰と同じ高さか、腰より高い位置に設置してください。
EN362規格認証を受けたコネクターのみを使用してください。アジャスター
[1]
のアタッチメントホール[3]はクラ
スＢのコネクターを使用してハーネスに接続してください。ロープ末端のコネクター用ホール
[4]
にはクラスＢま
たはＴのコネクターを接続してください。
ロープが流れることで発生しうる火傷を避けるため、手袋の装着を推奨します。
適切な救急用具を備え、作業チームに適切な教育をあらかじめ施すことで、事故が起きた場合もすみやかに負傷者
の救援に当たり、宙吊り状態の悪影響を最小限に留められるようにしてください。
ダブルロープ式使用
Rope AdjusterはEN358規格のワークポジショニング用ベルトと併用し、ベルト側面のポジショニング用リングに
接続してください（ダブルロープモード）。ロープがアンカーと接触する部分は保護カバー[6]で保護する必要が
あります。ロープの長さ調節はロープにかかった体重をほかの場所に移して以下の手順で行ってください。
• ロープを縮める場合は、ロープの動端[5]を上に向けて引いて、必要なだけ短くしてください。体重を完全にかけ
るとロッキングレバー[2]がロープを自動的にロックします（図２）。
• ロープを伸ばす場合は、アジャスター
[1]
を片手に持ち、親指でロッキングレバー[2]を操作してロックを解除して
から（図3）、改めて体重をかけてロープをアジャスター
[1]
の中で流してください。体重を完全にかけるとロッ
キングレバー[2]がロープを自動的にロックします。
シングルロープ式使用
EN813 規格のレッグループ付きハーネスを使用する場合は、Rope Adjusterをハーネス中央のリングに直接に接続