3M DBI-SALA 3400862, Instruction Manual

Page: 25 / 40

25
;
RSQ™
嵌合ノブを墜落制止モードから解放するには、
0.36 kN
～
0.45 kN
（
80 lbs
～
100lbs
）の引っ張り力が必要です。
•
延長ポール リリースツール： 延長ポール リリースツールを任意の方向から挿入し、リリースフォークの端がローレット部とプルリングの下
の RSQ™ 嵌合ノブのベースを囲むようにします（図 11D を参照）。墜落制止モードを解除して降下を開始するには、 RSQ™ 嵌合ノブがリ
リースフォークに完全に収まるまで、延長ポールを前方に押します。リリースフォークが
RSQ™
嵌合ノブとハウジングの間に完全に留まっ
ている限り、降下は継続します。リリースフォークを外すと、ユニットが再び墜落制止モードに入る可能性があります。;
;
;
延長ポール リリースツールのリリースフォークは、
RSQ™
嵌合ノブに押し込まれるとノブをまっすぐ押し出すように、先細になっていま
す。延長ポールでノブをこじ開ける必要はありません。こじ開けるとノブが折れる可能性があります。
;
Sealed-Blok RSQ SRD
は、緊急時の墜落制止と降下のために設計されており、一回の垂直降下でのみ使用できます。
SRD
を使用して降下した
場合は、直ちに使用を中止し、修理のために指定のサービスセンターに送付してください。
4.7
巻取り操作： 図
12
に、
Sealed-Blok SRL-R
の救助用ハンドルの動作を示しています。ワイヤーロープが完全に巻き戻された状態で、巻取りを行
わないでください。巻取りモードに切り替えて、救助用ハンドルを使用するには：
1. ロック用つまみを緩めて、ハンドルアームのロックを解除します。
2. 巻取り用ハンドルレバーを SRD 本体に対して上方向に直角（ 90° ）に回します。
3.
シフトノブを引き、ロック解除の位置に保ちます。
4.
ハンドルアームを押し込み、シフトノブを放してかみ合わせます。必要に応じて、ハンドルアームを時計回りに回して、ギアをかみ合わせ;
ます。
5. 図 12 に示すように、ワイヤーロープを上下させます。
A. 上昇：ハンドルアームを時計回りに回します。
B.
降下：ハンドルアームを反時計回りに回します。墜落制止の後は、ハンドルアームを時計回りに少し回して墜落制止ブレーキを解除
し、ハンドルアームを反時計回りに回します。
;
3 Way 救助用巻取り装置付き SRL-R モデルの救助用ハンドルは、救助専用です。ワークポジショニングや資材の上げ下げには使用しな
いでください。
;
DBI-
サラ
SRL-R
には、過荷重クラッチが組み込まれていないため、駆動部品や、本製品が取り付けられた人にかかる力を制限できませ
ん。巻取りモードでは、ワイヤーロープがたるまないようにしてください。また、巻取り中は対象者を目視観察し、障害物に絡まった状態で引
き上げ続けるなどして、過度の力がかからないようにしてください。
;
;
下降させたり、ワイヤーロープを巻き出したりするには、
33.9 kg
（
75 lbs
）以上の荷重をかける必要があります。耐荷重いっぱいに荷重
がかかっている場合に巻取りシステムを操作するには、 0.13 kN （ 30 lbs ）の力が必要です。
;
;
ワイヤーロープがすべて巻き出されているか、巻き取られているときは、ハンドルを回転させないでください。ハンドルを回し続けると、構
成品が破損する可能性があります。
4.8
巻取りモードの解除：巻取りモードを解除するには：
;
;
巻取りモードを解除すると、巻き出されたワイヤーロープは
SRD
に巻き戻ります。けがをしないよう、モードを解除する前にワイヤーロー
プを巻き取るか、しっかり握ってください。
1. ワイヤーロープにかかっている荷重をすべて取り除きます。
2.
シフトノブを引き、ロック解除の位置に保ちます。
3.
ハンドルアームを引き出してモードを解除し、シフトノブを放します。
4.
巻取り用ハンドルレバーを引き出し、
SRD
本体に対して下側に回し、収納位置にします。