
リタール エンクロージャー
クーリングユニット
27
5
運転開始
JP
各部の説明
X1
メイン接続用ターミナルストリップ
X2
マスター
スレーブ接続
X3
オプショナル
インターフェース
K1
一括異常通報リレー
1
K2
一括異常通報リレー
2
Door
ドアスイッチ
(
ドアスイッチなしの場合は:端子
1
、
2
はオープン
)
4.7
取り付けを完了する
4.7.1
フィルター材の取り付け
クーリングユニットの凝縮器全体に、汚れが付きに
くくお手入れを簡単にする
RiNano
コーティングが施
されています。ゆえに、多くのアプリケーション、
特に、湿気を含まないほこりのある環境においては、
フィルター材が不要になります。
周囲空気に、湿気を含まない大きめのほこりや綿く
ずが含まれている場合は、ポリウレタンフォームの
フィルターマット
(
アクセサリーとして入手可能
)
を
クーリングユニットに取り付けることをお勧めしま
す。油分を含む空気には、金属フィルター
(
同じくア
クセサリー
)
の使用をお勧めします。綿くずが多く発
生する繊維業などの環境で使用する際には、糸くず
フィルター
(
オプションとして入手可能
)
をお使いく
ださい。
吸気口のプラスチックルーバーをユニットから引
き外します。
図
のように、プラスチックルーバーにフィル
ターマットをはめ込んでから、再びユニットに取
り付けます。
イラスト
21:
フィルターマットの取り付け
4.7.2
クーリングユニットの取り付けを完了する
半埋め込み取り付けと全埋め込み取り付けの場合の
み。
コネクターをディスプレイの背面に接続します。
プラスチックルーバーをユニットの前面に当てて、
カチッと音がするまで押し込みます。
イラスト
22:
ディスプレイの接続とプラスチックルーバーの
取り付け
4.7.3
e-
コンフォートコントローラーのフィルター
マット監視機能の設定
フィルターマット監視機能について:
フィルターマットの汚れ度合いは、クーリングユ
ニットの外部循環の温度差を計ることによって自動
的に確認されます
(
項
参照
)
。フィルターマットの汚れが増えると、温度差
が大きくなります。外部循環の温度差目標値は、
クーリングユニットが稼働している条件
(
特性線図
)
に合わせ変化していきます。そのため、ユニットの
稼働点の変化に応じて設定値を変更する必要があり
ません。
5
運転開始
すべての取り付けおよび配線作業が終了したら、
クーリングユニットへの給電を開始してください。
クーリングユニットの運転がスタートします。まず、
コントローラーのソフトウェアバージョンが約
2
秒
表示され、続いて、
ECO
モードがアクティブである
ことを示す「
ECO
」が表示されます。その後、エン
クロージャー内温度が
7
セグメント
インジケーター
に表示されます。
アドバイス:
仕様(テクニカルデータ)については銘
板をご確認ください。
AC
cos φ = 1
DC
抵抗負荷
I max. = 2 A
U max. = 250 V
I min. = 100 mA
U max. = 30 V
I max. = 2 A
表
2:
リレー接続データ
アドバイス:
正常な注油と冷却を行うため、圧縮機内
の潤滑油は所定の場所にたまっている必
要があります。
ユニットを取り付けた後は、早くても、
30
分間待ってから運転を開始してくださ
い。