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取り付けおよび接続
JP
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リタール エンクロージャー
クーリングユニット
–
ユニット
SK 33xx.xxx
を
4 m³
より小さい部屋に設
置しないでください。
–
著しく汚れた場所、腐食性の雰囲気の中や多湿の
場所には設置しないでください。
–
銘板に記載されている範囲内の周囲温度でお使い
ください。
–
凝縮水排水管を取り付けることができるようにし
てください
(
項
照
)
。
–
ユニットの銘板に記載されている電源仕様が保証
されていなければなりません。
–
冷却するエンクロージャーには、通気用の開口部
を絶対に付け加えないでください。そうすれば、
火災の際に酸素が供給されることを防ぐことがで
きます。
–
ユニットは、継続的な発火源
(
例えば、裸火、ス
イッチの入っているガス器具や電気ヒーター
)
の無
い部屋で保管してください。
4.2
取り付けについてのご注意
4.2.1
一般情報
–
梱包に損傷がないことを確認してください。梱包
の損傷個所にオイルの痕跡が認められる場合は、
冷媒漏れが考えられます。どのような梱包の損傷
も、後の機能不良につながる可能性があります。
–
必ずエンクロージャーの全方向を密閉してくださ
い
(IP 54)
。気密性の悪いエンクロージャーの場合
は、凝縮水の発生が多くなります。
–
エンクロージャー内における凝縮水の発生を抑え
るために、ドアを開けたときにクーリングユニッ
トを停止させるドアスイッチ
(4127.010
など
)
の取
り付けをお勧めします
(
項
参照
)
。
4.2.2
エンクロージャー内の電子部品のレイアウト
について
イラスト
4:
冷風を稼働中の機器に向けない
アクセサリーとして、空気の向きを変える部品
(
エア
ディフレクター
)
もご用意しております
(
リタール総
合カタログ参照
)
。
エンクロージャー内の空気が常に均等に循環するよ
うにしてください。吸気口と排気口は絶対にふさが
ないでください。ユニットの冷却能力が低下します。
電子部品や他のエンクロージャー内実装機器との間
隔「
x
」を、空気循環が妨げられないように、十分に
取ってください
(
図
参照
)
。
イラスト
5:
エンクロージャー内の空気循環
4.3
クーリングユニットの取り付け
エンクロージャー
クーリングユニットの取り付け方
法は、エンクロージャーへの表面取り付け
(1)
、
半埋め込み取り付け
(2)
あるいは全埋め込み取り付け
(3)
との中から選べます。
注意!
冷媒回路には揮発性の可燃性ガスが注入さ
れています。
アドバイス:
結露の恐れあり!
エンクロージャー内に電子機器を配置す
る際は、クーリングユニットの冷風が稼
働中の機器に向いていないようにしてく
ださい。周波数変換装置など、稼働中の
機器から排出される熱気に冷風が直接当
たらないようにしてください。このよう
なことはエアーショート
(
気流短絡
)
につ
ながる可能性があり、正常な温度調節が
妨げられたり、クーリングユニット内の
安全装置が働いて運転が停止する原因に
なることもありえます。
x