Ottobock | 303
4.8 メンテナンスの方法
•
足部の部品は、使用開始から30日(4週間)後に点検することをお勧めします。
•
通常の定期点検を行う際には、義足各部の消耗具合も調べてください。
•
フットシェルの磨耗がひどい場合は交換してください。
調整リング 4X147 の硬さおよび復元力は時間とともに衰えるため、オットーボック社では使用 1 年で
の交換を推奨しています。活動量や環境状態によっては交換時期が早まる (または遅くなる) 場合も
あります。緩衝力が弱まり吸引速度が遅くなるなどの減少が、交換時期のサインとなります。
注:
新品の調整リングの場合、最初の数日間は少し硬いと感じることもあります。
緩衝力が低下していない状態で吸引力が低下する場合は、バルブの片方または両方に破片などが詰
まっていると考えられますので、バルブの交換をお勧めします。バルブを取外して圧縮エアをかけ、調
整リングに蓄積した異物を取除いてください。
推奨するメンテナンス頻度でファンクションリングを交換する際、軸および軸受部から古い
グリースをすべて拭き取って新しいグリースを塗布し、軸のOリングを 2 個とも交換してく
ださい。Oリングは陰圧状態に影響を与えるのではなく、軸受システムにおいて好ましくな
いが不可避な動きを緩衝するためのものです。
5
法的事項について
法的要件についてはすべて、
ご使用になる国の国内法に準拠し、それぞれに合わせて異なることもありま
す。
5.1
保証責任
オットーボック社は、本書に記載の指示ならびに使用方法に沿って製品をご使用いただいた場合に限り
保証責任を負うものといたします。 不適切な方法で製品を使用したり、認められていない改造や変更
を行ったことに起因するなど、本書の指示に従わなかった場合の損傷については保証いたしかねます。
5.2
CE 整合性
本製品は、欧州医療機器指令93 / 42 / EECの要件を満たしています。 本製品は、欧州指令の付表Ⅸ
の分類基準により、医療機器クラスⅠに分類されています。 オットーボック社は、本製品が欧州指令
の付表VIIの基準に適合していることを自らの責任において宣言いたします。
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