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6688F-eIFU-0818
ja
M-LNCS® / LNCS®
特殊センサ
成人、小児、乳幼児、新生児向け
SpO
2
ディスポーザブルセンサ
使 用 方 法
単一患者への使用のみ
LATEX
PCX-2108A
02/13
天然ゴムラテックス不使用
非殺菌
ユーザーは、このセンサを使用する前に、この装置のオペレータ用マニュアルとこの使用上の注意を読ん
で理解する必要があります。
適応
-
Masimo Set®
および
Masimo
と互換性のあるパルスオキシメーターをご使用の場合:
M-LNCS®
、
LNCS®
成人、小児、乳幼児、新生児向け特殊センサは、動脈ヘモグロビンの機能的酸素飽和度(
SpO
2
)
および脈拍(
SpO
2
センサにより計測)の連続的非侵襲的モニタリングを行うための装置であり、成人、小児、乳幼児、
新生児に対して安定および不安定な環境で使用でき、潅流の良好、不良を問わず、病院、診療機関、移動診療所、
家庭で使用できます。
適応
-
Nellcor®
ならびに
Nellcor
互換パルスオキシメーターをご使用の場合:
M-LNCS
、
LNCS
成人、小児、乳幼児、新生児向け特殊センサは、動脈ヘモグロビンの機能的酸素飽和度(
SpO
2
)および
脈拍(
SpO
2
センサにより計測)を連続的に非侵襲的モニタリングするための装置であり、成人、小児、乳幼児、新生児
に対して病院、診療機関、移動診療所、家庭で使用できます。
禁忌
M-LNCS
、
LNCS
特殊センサは、発泡ゴム製品や粘着テープにアレルギー反応を示す患者には使用しないでください。
注意:特殊センサを使用すると、センサオフ状態を検出する機能が低下する場合があります。
解説
これらの特殊センサのアルゴリズムでは、平均化、感度、
FastSat
設定に関わらず、旧データよりも新データが優先されます。
そして、身体的変化に対し、より素早く、敏感に反応します。
M-LNCS
、
LNCS
特殊センサは、
Masimo SET®
オキシメトリー(バージョン
4.1
以降)を含む機器、または
M-LNCS
、
LNCS
特殊センサの使用が許諾されている機器と共に使用します。また、
Nellcor OxiMax®
が使用可能な機器を除く、
Nellcor
および
Nellcor
互換パルスオキシメーターとも使用できます。特定の機器およびセンサのモデルとの互換性については、
各機器の製造元にお問い合わせください。各機器の製造元は、当該機器が各センサモデルと互換性があるかどうかを判
断する義務があります。
Nellcor
および
Nellcor
互換パルスオキシメーターと共に使用する場合、
M-LNCS
、
LNCS
特殊センサは旧データより新デー
タを優先するアルゴリズムが有効になりません。
M-LNCS
、
LNCS
特殊センサは、
Masimo SET
オキシメトリーテクノロジー、および
Nellcor
の
N-200 Pulse Oximeter
で検証
済みです。
警告:
Masimo
センサとケーブルは
Masimo SET®
オキシメトリーを含む装置、または
Masimo
センサの使用が許諾されて
いる機器用に設計されています。
警告、注意および注記
•
すべてのセンサおよびケーブルは特定のモニター用に設計されています。使用する前に、モニター、ケーブル、および
センサの互換性を確認してください。そうしないと、性能の低下や患者のけがにつながる可能性があります。
•
取り付け部位は頻繁に、または医療機関のプロトコルに従ってチェックし、良好に接着されているか、血流の状態、
皮膚の状態、光センサの位置が正しいかどうか等を確認しなければなりません。
•
低灌流患者の場合は特に注意してください。センサを頻繁に装着し直さないと、皮膚の損傷や圧迫壊死が起こる恐
れがあります。低灌流患者の場合は、
1
時間ごとに装着部位を調べ、組織虚血の徴候がある場合はセンサを装着し
直します。
•
センサを装着した部位の末端循環は、定期的にチェックする必要があります。
•
低灌流の場合には、センサ装着部位を頻繁に確認し、圧迫壊死につながるような虚血の兆候がないか確認する必要
があります。
•
測定部位が高度の低灌流状態である場合、動脈血酸素飽和度よりも測定値が低く読み取られる場合があります。
•
センサを装着部位に固定しないでください。固定すると、血液循環を低下させ、正しい測定ができない場合があります。
追加でテープを使用すると、皮膚の損傷や圧迫壊死を引き起こしたり、センサが破損したりする可能性があります。
•
センサの装着がきつすぎたり、浮腫のためにきつくなったりすると、正しい測定ができなくなり、圧迫壊死につながる
可能性があります。
•
センサを誤って使用したり、センサの一部が外れていたりすると、測定値が不正確になる場合があります。
•
センサの種類を誤って使用すると、正しい読み取りができない場合や読み取れない場合があります。
•
静脈内うっ血が原因で、実際の動脈血酸素飽和度よりも測定値が低くなる場合があります。したがって、測定部位か
ら適切な静脈流出を確保します。センサの位置は、心臓より低くならないようにします(ベッドに横たわっている患
者が、床に向かって腕をブラブラさせた状態で手にセンサを装着する場合など)。
•
静脈拍動が原因で、
SpO
2
測定値が低く読み取られる場合があります(三尖弁逆流など)。
•
大動脈内バルーンによる脈動が、オキシメーターの脈拍数の表示に影響を与える場合があります。
ECG
心拍数に対
する患者の脈拍数を検証してください。