(J)
7
3-2-1. 分解能の設定
分解能とは、A 相のエッジと B 相のエッジの位相差のこと
を指します。MJ100/110 は検出ヘッドからのスケール信号
を 40 〜 1000 分割することができます。
出荷時設定は 500 分割 (PL25: 10 µm, PL60: 4 µm) となり
ます。分解能を変更したい場合は MODE スイッチ 6 〜 9 を
表 1 のように設定してください。
分割数
分解能 (µm)
MODE スイッチ
PL25
PL60
6
7
8
9
1000
5
2
ON
ON
ON
ON
960
OFF
ON
ON
ON
800
2.5
ON
OFF
ON
ON
512
OFF
OFF
ON
ON
500
10
4
ON
ON
OFF
ON
480
OFF
ON
OFF
ON
400
12.5
5
ON
OFF
OFF
ON
256
OFF
OFF
OFF
ON
240
ON
ON
ON
OFF
200
25
10
OFF
ON
ON
OFF
128
ON
OFF
ON
OFF
120
OFF
OFF
ON
OFF
100
50
20
ON
ON
OFF
OFF
80
OFF
ON
OFF
OFF
64
ON
OFF
OFF
OFF
40
125
50
OFF
OFF
OFF
OFF
表 1
3-2-2. 1/2 分割機能の設定
1/2 分割機能の設定により表 1 の分割数を半分 ( 分解能を倍 )
にすることができます。
1/2 分割機能の設定は MODE スイッチ 10 で行います。
MODE スイッチ 10
1/2 分割機能
ON
1/2 分割なし
OFF
1/2 分割あり
出荷時設定は ON (1/2 分割なし ) となります。
例 : PL25 で分割数 100 のときの分解能
MODE スイッチ 10
分割数 / 分解能
ON
100/50 µm
OFF
50/100 µm
例 : PL25 で分割数 500 のときの分解能
MODE スイッチ 10
分割数 / 分解能
ON
500/10 µm
OFF
250/20 µm
注意
1/2 分割機能 (MODE スイッチ 10) は、A/B 相同期原点に
関係しません。「3-3. 原点の使用方法」をご参照ください。
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