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34 | PV 212 取扱説明書–日本語
10. オプションの圧力開放バルブ用リアポート。その他
の機能は使用しないでください。
11. 推奨液面レベル。
2.1 ポンプの接続
BSP ポートには、適切な長さの 1/4 BSP オス型コネクタ
を取り付けることができます。ポートの底にある O リン
グまたは上部の接着シールで密閉します。BSPポートを
1/4 NPT に変換するためのアダプタが提供されています。
未使用のポートに適切なブランキングポートを取り付け
てください。
2.2 圧力開放バルブ (図 A1)
この (1) を使用して、システム内の圧力を低減または開放
します。回転量は圧力を開放する速度を設定します。シ
ステムの密閉には過度の力は必要ありません。
2.3 微調整用バーニア (図 A1)
圧力を正確に調整するには、微調整用バーニア (2) を時計
回りに回して圧力を上げるか、または反時計回りに回し
て圧力を下げます。
3. 操作
1. リザーバ充填プラグ (7) を取り外し、リザーバ (5) を
指示されたレベル (11) まで満たし、充填プラグを交
換します。
2. 基準計器を接続部 (8) に接続します。
注記:
PTFE テープまたは適切なシール剤を使用し
て、すべての NPT 接続部を密閉します。平行ねじに
PTFE テープを使用しないでください。PTFE テープ
で NPT ねじを密閉する場合は、過度なテープの使用
は避けてください。テープを余分に使用すると、コ
ネクタの接合中に粒子が舞ってポンプに入り、ポン
プの性能や圧力漏れが発生するおそれがあります。
3. 試験対象計器を接続部 (9) に接続します。圧力定格の
フレキシブルホースを使用するか、オプションのア
クセサリを使用して直接取り付けます。
4. 微調整バーニア (2) をその移動中間点に設定します。
時計回りに完全に回して
から、反時計回りに 4 ~ 6 回回します。
5. 圧力開放バルブ (1) を開きます。時計回りに完全に回
し、反時計回りに 1 回回します。
6. シザーハンドル (4) を同時に差し込み、セレクタ (3)
を「プライム」の位置に回します。
7. シザーハンドル (4) を数回締め付け、ポンプから溜ま
った空気を取り除きます。流入管 (6) が常に液体に浸
された状態になっていることを確認してください。
8. 圧力開放バルブ (1) を時計回りに完全に回して閉じ、
しっかりと密閉します。
9. システムをプライミングするには、シザーハンドル
(4) を同時に締め付けてから、ポンプシリンダに液体
が入るようにします。基準計器または試験対象計器
の圧力上昇が示されるように、システムが完全にプ
ライミングされるまで、この操作を繰り返します。
10. シザーハンドル (4) を同時に差し込み、セレクタ (3)
を「プライム」の位置に回します。圧力がほぼ正し
い値になるまでシザーハンドル (4) を操作します。
注記:
より高い圧力では、短いハンドルストロークを
使用する方が簡単です。
11. 圧力を正確な値に調整するには、微調整用バーニア
(2) を時計回りに回して圧力を上げるか、または反時
計回りに回して圧力を下げます。
注記:
当初は、小規模な圧力変化 (熱力学的作用、シ
ールの定着、ホースの膨張) が起こりますが、圧力は
短時間で安定します。
12. システムの圧力を完全に開放するには、圧力開放バ
ルブ (1) を反時計回りに 1 回転ゆっくり回します。こ
れで手順は完了です。
注記:
圧力開放バルブ (1) を慎重に操作することで、
圧力開放を効果的に制御できます。
4. 故障の発見
1. システムが圧力を失っているように見える場合は、
上記の手順を繰り返します。シールが損傷していな
いこと、アダプタが十分に締め付けられていること、
圧力開放バルブ (1) が十分に締め付けられ、密閉され
ていることをそれぞれ確認してください。
2. オプションの圧力開放バルブ (10) が取り付けられて
いる場合、その設定を確認します。
3. 作動時に、リザーバ内の液面が大幅に低下すると、
部分的な真空が発生し、
ポンプ性能に影響を与える可能性があります。これ
を防ぐには、充填プラグ (7) を緩め、空気をリザーバ
に入れてください。
4. PV 212 が一定期間使用されなかった場合、最初のス
トロークで動作しないことがありますが、その後、
正常に動作します。
情報
損傷を防ぐため、微調整バーニア (2) を回
して力を加えないでくだ
さい。
警告
制御されていない高圧の開放は危険であ
り、機器に損傷を与える可能性があります。動
作中に内部圧力が非常に高くなる可能性がある
ため、すべての接続が正しく行われていること
を確認してください。
ポンプのラベルに記載されている最大作動圧力
を無視しないでください。
圧力コンポーネントを PV 212 に接続する前に、
圧力源から隔離されていることを確認し、内部
圧力をゆっくりと開放してください。ポンプを
外部の圧力源に接続しないでください。
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