仕様
仕様
ここでは、TBS1000 シリーズ・モデルに共通の仕様を示します。TPP0101 型およ
び TPP0201 型プローブの仕様については付録 B で説明します。オシロスコー
プが仕様に準拠するには、まず、次の条件が満たされている必要があります。
オシロスコープは、指定された動作温度範囲内で 20 分間連続して動作
する必要があります。
動作時の温度が 5 ℃(9 ゚F) 以上変化する場合は、Utility(ユーティリティ)
メニューからアクセスできる Do Self Cal(自己校正)操作を実行する必要が
あります。
オシロスコープは工場校正の間隔内にある必要があります。
すべての仕様は、"代表値" と記載されていないかぎり、保証値です。
オシロスコープの仕様
表 6: 入力仕様
特性
説明
最大入力電圧
フロント・パネル・コネクタでは 300 VRMS、測定カテゴリ II。100 KHz を超えると 20 dB/decade で低下し、3
MHz 以上では 13 V ピーク AC まで低下。
正弦波信号または DC 入力信号に基づきます。DC カップリング時に視認可能な最大信号は、±50 V オフ
セット ±5 V/div(4 目盛)、または 70 V です。AC カップリングでは、DC ~ 300 V までの範囲の信号を測定
できます。非正弦波形では、ピーク値は 450 V 未満である必要があります。300 V を超える偏位は 100 ms 未
満、デューティ・ファクタは < 44% に制限されています。RMS 信号レベルは 300 V に制限されています。これ
らの値を超えると機器が損傷する場合があります。
表 7: 一般仕様
特性
説明
プローブ補正器出力
プローブ補正器、出力電圧
および周波数、代表値
特性は次のとおりです。
出力電圧 1 Meg Ω の負荷に 5.0 V ±10%
周波数 1 KHz
電源
電源電圧
フル・レンジ:100 ~ 240 VAC RMS ±10%、測定カテゴリ II(90 ~ 264 VAC レンジをカバー);50/60 Hz
115 VAC RMS ±10%;400 Hz
電力消費量
30 W 未満(90 ~ 264 VAC 入力)
環境条件
動作時
0 ℃ ~ +50 ℃、最大勾配 5
℃/min、結露なし、高度 3,000 m
以下
温度
非動作時
-40 ℃ ~ +71 ℃、最大勾配 5
℃/min
冷却方法
対流冷却
68
TBS1000 Series Oscilloscopes Installation and Safety Manual