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本機は、電源投入またはリセットと同時に自己診断を行い、その後
の動作中にも定期的に自己診断を実行します。エラーを検出する
と、ただちにステータス表示ランプによって知らせ、
その内容をコン
トロールターミナルに出力します。
また、CPU-317 基板上の ERROR No.インジケーターに表示される
2 桁のエラーコードにより、簡易的に故障箇所を知ることができま
す。
エラー表示と対策
ステータス表示ランプによって表示されるエラーと対策
ランプ色
状態
エラーの内要
対策
緑
点灯
正常に作動している。
−
緑
点滅
同期信号が検出できない。
REF IN 端子にリファレンスビデオ信号を入力する。
赤
点灯
メインおよびバックアップのCPUボードのうち、
不良の CPUボードを交換する。
一方が動作していない(HDS-X3700/X3600)。
2 台のパワーサプライユニットのうち、一方が動作 不良のパワーサプライユニットを交換する。
不良である(HDS-X3700/X3600)。
赤
点滅
S-BUS データリンクが断線した。
応答のない機器との接続をし直す。
75 Ω終端器が取り付けられていない。
75 Ω終端器を取り付ける。
クロスポイントエラー。入力端子と出力端子で
入力 / 出力ボードの動作を確認し、不良ボードを交換する。
検出している信号の有無があっていない。
ROMまたは RAM エラー。
CPUボードを交換する。
ファン不良。
ファンユニットを交換する。
機内温度が高い。
周囲の温度や機器の通風状態を調べる。
ここでは、
ステータス表示ランプによって表示されるエラーと対策を
示します。
◆ERROR No.インジケーターに表示されるエラーコードと対策については、
メンテナンスマニュアル(パート1)をご覧ください。