9 (J)
タイライン機能
2台または3台のルーティングスイッチャーを接続する信号線を自動
的に選択できます。
ファントム機能
複数のクロスポイントを同時に切り換えることができます。
自己診断機能
入出力の有無やエラーの発生を、一次局に接続したコントロール
ターミナルに送り表示させることができます。
S-BUS
制御システムの特長
S-BUS制御システムでは、複数のルーティングスイッチャーとコント
ロールユニットを1本の同軸ケーブルで接続し、制御信号の通信を
行います。ひとつのS-BUS制御システム内の1台のスイッチャーを
1次局に設定し、この1次局がシステム全体の制御を行います。ほ
かのスイッチャーとコントロールユニットは2次局になり、1次局の制
御により信号の通信を行います。
S-BUS 制御システムは次のような特長があります。
•
75Ω同軸ケーブル1本による、LAN(Local Area Network)形式
の制御信号の通信
•
同軸ケーブル(5C-2Vケーブル使用時)を500 mまで延長可能
•
電源を切らずにシステムを動作状態のまま、S-BUSラインへの接
続、取り外しが可能
•
1次局に設定したルーティングスイッチャーは、複数のS-BUSライ
ンを制御し、最大254台(1次局を含む)
までのルーティングスイッ
チャーとコントロールユニットを制御
•
1 本のS-BUSラインには、最大128 台のルーティングスイッチャー
とコントロールユニットが接続可能
•
自己診断機能によって検出されたエラーの内容を、S-BUSライン
上の 1 次局に接続された PC(ターミナルエミュレーター)に表示
•
PC(ターミナルエミュレーター)で設定した内容(システムの設定
やテーブルデータ)およびクロスポイントデータを、付属のバック
アップソフトウェアBZR-20を使用してコンピューターのハードディ
スクに保存し、必要に応じて復元可能