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10352C-eIFU-1219
•
注意:
センサ取り替えメッセージが表示されたか、モニタ装置の操作マニュアルで指定された低
SIQ
トラブルシューティング手順の完了後も低
SIQ
メッセージが
継続して表示された場合、センサを交換してください。
•
注記:
センサの
X-Cal®
テクノロジによって、不正確な測定値や患者モニタリングの予期しない損失のリスクを最小限に抑えられます。単一患者への使用後、セン
サを廃棄してください。
取扱説明
a)
コンポーネントの検証
1.
モニタリングに必要なすべてのコンポーネントを収集します。
図
1
を参照してください。
A.
Radius PPG
粘着
センサ
B.
Radius PPG
ワイヤレスブルートゥース
レシーバー
C.
Radius PPG
リユーザブル
チップ
D.
装置用の
Radius PPG
リユーザブルチップ
ホルダー
b)
センサ取り付け部位の選択
• Radius PPG ADT
:
成人用センサ(>
30
kg
):利き手ではない手の中指か薬指で測定を行うことを推奨します。
• Radius PPG PDT
:
小児用センサ(
10
~
50
kg
):利き手ではない手の中指か薬指で測定を行うことを推奨します。
• Radius
PPG
INF
:幼児用センサ(
3
~
10
kg
):推奨する装着部位は、足の親指です。代わりに足の人差し指または手の親指を利用することも可能
です。
10
~
20
kg
:
利き手ではない手の中指か薬指で測定を行うことを推奨します。
• Radius PPG NEO
:
新生児/成人用センサ(<
3
kg
):推奨する装着部位は足です。代わりに、手の掌から手の甲にかけて使用することもできます。>
40
kg
:利
き手ではない手の中指か薬指で測定を行うことを推奨します。
c)
患者へのストラップの装着
1.
袋を開封し、単一患者使用のセンサを取り出します。
2.
プラスチックタブを剥がしてバッテリーを作動させ、タブを破棄します。
図
2
を参照してください。
3.
プラスチック製のループ穴にアタッチメントストラップを通します。
(選択したセンサ部位に基づいて)患者の手首または四肢の周りにアタッチメントストラップ
を巻き付け、フックとループクロージャを使用して取り付けます。
図
3a
と
3b
を参照してください。
4.
センサにバッキングがついている場合、取り外します。
d
) 患者へのセンサの装着
成人(>
30
kg
)用
Adt
センサおよび小児(
10
~
50
kg
)用
Pdt
センサ
1.
最初に受光部が設置できるようにセンサを配置します。指の肉厚部が指の輪郭と受光部窓を覆うように、指先を点線上に置きます。
図
4a
を参照してください。
2.
粘着ウィング部を、一方ずつ指に押し付けます。発光部窓( )が指の爪上部に来るよう配置し、センサを指先の部分で折り返すようにして包み込みます。
ウィング部分を、一方ずつ指に巻き付けます。正確なデータを得るためには、受光部窓が完全に覆われている必要があります。
図
4b
を参照してください。
3.
正しく装着された状態では、発光部と受光部は垂直方向に整列した状態となります(黒線が一直線に並びます)。必要に応じて、位置を調整します。
図
4c
を参
照してください。
乳幼児(
3
~
10
kg
)用
Inf
センサ
1.
センサケーブルを足の甲に沿うようにして装着します。足の親指の肉厚部に受光部が位置するように取り付けます。代わりに足の人差し指または手の親指を
利用することも可能です(図示されていません)。
図
5a
を参照してください。
2.
粘着ラップを親指に取り付けます。発光部は親指の指先に装着します。正確なデータを得るためには、受光部窓が完全に覆われている必要があります。
図
5b
を参照してください。
3.
発光部窓( )を足指の先端に合わせるようにし、発光部窓が指の反対側の受光部の位置と一致するように設定します。正しく取り付けられているかを確認
し、必要であれば直します。
図
5c
を参照してください。
新生児(<
3
kg
)用
Neo
センサ
1.
敏感肌の場合は、粘着部分にコットンやガーゼを当てることにより、医療用絆創膏の粘性を減少または除去することができます。
図
6a
を参照してください。
2.
センサケーブルを足首(または手首)の方に向けます。四番目の足指(または手指)と一直線になるように、足(手)の底外側面に沿ってセンサを取り付けます。
正確なデータを得るためには、受光部窓が完全に覆われている必要があります。
図
6b
を参照してください。
3.
粘着/フォームラップを足(または手)の底外側面に巻きつけ、発光部窓( )が受光部の反対側に位置することを確認します。粘着/フォームラップを巻き付け
てセンサを固定するとき、受光部窓と発光部窓の位置がずれないよう注意してください。正しく取り付けられているかを確認し、必要であれば直します。
図
6c
を参照してください。
成人(>
40
kg
)用
Neo
センサおよび乳幼児(
10
~
20
kg
)用
Inf
センサ
1.
センサケーブルを手の甲に沿うようにして装着します。受光部が指先の肉厚部分にくるようにセンサを取り付けます。
図
7a
を参照してください。
2.
センサは足の指に取り付けることもできます(図には示されていません)。
3.
粘着ラップを指に巻き付け、発光部窓( )を指の上部に合わせるようにし、発光部窓が足の指の反対側の受光部の位置と一致するように設置します。正確な
データを得るためには、受光部窓が完全に覆われている必要があります。
図
7b
を参照してください。
4.
センサが正しく装着されているかを確認し、必要であれば直します。
図
7c
を参照してください。
e)
センサケーブルの調整
1.
選択した装着部位にセンサを取り付けた状態で、薄型フレキシブルセンサケーブルを調整します。
図
8a
と
8b
を参照してください
。
f)
再接着
1.
センサは、発光部と受光部の窓がきれいで接着材がまだ皮膚に着くようであれば、同じ患者に再接着してかまいません。
g)
交換テープの装着(
Neo
センサのみ)
1.
使用しているテープを取り除き、処分します。
図
9
を参照してください。
2.
交換テープを剥離ライナーから剥がします。
図
10
を参照してください。
3.
発光部とセンサケーブルが一直線になるように、センサ上に交換テープを貼り付けます。
図
11
を参照してください。
h)
取り外し
1.
タブを押し下げて、リユーザブルチップをセンサから取り外します。
図
12
を参照してください。
2.
洗浄後、リユーザブルチップを患者モニタに取り付けたチップホルダーに保管します。
3.
粘着センサとストラップを捨てます。