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1-2 主な特長
アナログ広帯域・多チャンネル
SIR-1000W本体のみで4 ch×160 kHz、本体+チャンネル拡張ユニットの組み合わせ
で16 ch×40 kHzのアナログデータが記録/再生できます。
LSBデジタルチャンネル
1 ch (768 kHz)〜4 ch (192 kHz)のデジタル信号が上記のアナログチャンネルのデータ
と同時に記録/再生できます。
便利なサブチャンネル
本体には上記のアナログチャンネルおよびLSBデジタルチャンネルの他に下記のサブ
チャンネルが常備されており、各種のサブデータをアナログデータと同時に記録/再
生できます。
名称
ボイスチャンネル
AUXアナログチャンネル
AUXデジタルチャンネル
用途
メモ音声
IRIG-Bタイムコードなど
タコパルスなどのバイナリデータ
ビットストリームデータ記録/再生
専用のビットストリームボードをレコーダ背面のオプションスロットに挿入するこ
とにより、標準のAUXデジタルチャンネルとは別に、より高速のビットストリーム
データを記録/再生することができます。アナログデータと同時記録のときのサンプ
リング周波数は12 MHz (1チャンネルモード, 1 ×速度時)、デジタルデータのみ (ア
ナログオフ) のときは24 MHz (同) となります。
ビットストリームボードには、非同期式 (SBS-10A) および同期式 (SBS-10S) があり
ます。
大容量AITカートリッジ
8 mmビデオテープと同一サイズのAITカートリッジ1巻に25 GBものデータを収納で
きます。カートリッジサイズは95×15×62 mm と小さく、保存に場所をとりませ
ん。
新開発のAMEテープはDLC (Diamond-Like Coating) 処理により優れた表面耐久性を
備えていますので、ドロップアウトのきわめて少ないデータ記録が行なえます。
高品位録/再
16 bit直線量子化により、DC〜40 kHzの帯域でダイナミックレンジ 76 dB以上、チャ
ンネル間位相差2度以下を達成しました。なお、アナログ入力レベルは入力レンジ値
の±133%まで許容でき、入力DCオフセットも±100%の範囲内でチャンネルごとに
オートまたはマニュアルで調整することができます。
入出力コネクタ
正面パネル
背面パネル
背面パネル