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【5】機能説明
5−1 スイッチ・調整器
①ファンクション/レンジ切り換えスイッチ
つまみを回すことによりファンクションおよびそのレンジを切
り換えることができます。
②メータ0位調整器
この調整器を(−)ドライバーで回して、メータの指針を目盛
左端の0位に合わせます。
③ 0 Ω・C∞調整器
抵抗(Ω)、静電容量(C1〜C3)、 h
FE
測定のときに使います。
測定前にテストピンをショートしてこのつまみを回し、Ω測定
とh
FE
測定はΩ目盛の0に、C1〜C3測定の場合は各C目盛の∞に
メータの指針を合わせます。
④ ファンクション電源用押しボタンスイッチ
静電容量(C1、C2)を測定するときには、このボタンを操作
し、電源を ON の状態にして測定します。ボタンを指先で押す
と、電源は ON、離すと OFF になります。ボタンを押しながら
右へ約45 °回すとボタンは沈んだまま固定され、電源は連続
ONの状態になります。測定終了後は電池の消耗を防ぐため、
必ずボタンを左に回して電源を OFF にします。
⑤ ファンクション電源ON表示ランプ
ファンクションの測定用電源がONのときに点滅します。
⑥極性切り換えスイッチ
DCV、DCAの各ファンクションでの測定時に、極性切り換え
スイッチを切り換えると測定端子の極性の+−が反転します。
従って、メータの指針が逆方向(−方向)に振れたとき、この
スイッチを−側に切り換えることにより、テストリードの接続
を変えずにメータを+方向に振らすことができます。(通常
は+側にしておきます)
5−2 スタンドの使い方
リヤケースに付いているスタンドは、次ページの図のように、立
てて使用します。
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