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注意
クーラの使用電源は、必ず銘板に表記してある定格電圧を使用して
ください。
また、クーラへの電源取入れ口には、必ず適切な漏電ブレーカを介
して接続し、漏電による感電防止のため、アース線は必ず接地して
ください。
漏電ブレーカの定格感度電流は 30mA を目安にしてください。
クーラの設置には電気工事が必要です。専門業者にご相談ください。
→配線などの設置工事に不備があると感電や火災の原因になります。
クーラを設置後、コンプレッサの保護のため、必ず 30 分以上経過してから通電、運転を開始してください。
設置するキャビネットの気密性を十分に確保してください。
→気密性が不十分であると結露が生じ、冷却効果が低下します。
キャビネットへ取付面(パネルカット)を加工する際は、切り屑がキャビネット内機器に入らないよう布などで保護
してから作業を行ってください。
ショートサーキットについて
クーラ冷風吹出口付近にキャビネット内の機器や障害物がある場合、
冷風がそれにあたりクーラの
吸込口へ直接戻ってしまうことがあります(ショートサーキット)
。
この場合、キャビネット内に冷気が行き渡らず、キャビネット内機器
の故障の原因になります。
また、クーラの運転にも負荷がかかり、過電流やクーラの故障の原因
になります。クーラ運転時にショートサーキットが確認された場合は、
整風板の取付けや、攪拌用ファンを設置するなどして冷風のショート
サーキットを防止してください。
整風板
撹拌用ファン
制御機器
冷風
クーラ
アース
R
S
漏電
ブレーカ
クーラ