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・アラーム出力端子の切替方法の選択(Ao) 初期設定:0 設定範囲:0、1
出力端子の OPEN・CLOSE の切り替えを反転させることができます。
0:アラーム出力端子の割当設定の通りに出力されます。
1:0 の時と逆の動作をします。ただし AS:1 の時、端子 2-3 間には働きません。
※アラーム出力端子の割当設定の詳細は P.15「アラーム出力端子の割当表」を参照してください。
・運転モードの設定(rM) 初期設定:1 設定範囲:0~3
クーラの運転モードを設定します。
0:連続運転
1:省エネ運転①
2:省エネ運転②
3:省エネ運転③
※運転モードの詳細は P.16「4-7 運転設定」を参照してください。
・省エネ運転③のクーラ運転時間の設定(t1) 初期設定:7 設定範囲:7~60 分
省エネ運転③に設定した時のクーラ運転時間を設定します。
※rM:3 の時、表示されます。
・外部ファン・コンプレッサの停止時間の設定(t2) 初期設定:3 設定範囲:3~10 分
コンプレッサが停止した後、再び動作できるまでの時間を設定します。コンプレッサの頻繁な ON/OFF
を防ぐため、この間は設定温度以上でもクーラ運転を開始しません。
・ソフトウェアバージョンの表示(Sn)
コントローラのソフトウェアのバージョンを表示します。変更はできません。
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○設定が終了しましたら、Set ボタンを 3 秒以上長押してください。現在キャビネット内温度表示に戻り、設定が記
憶されます。
○パラメータ変更を行っているとき、30 秒間ボタンを押さなかった場合は設定が記憶されずにキャビネット内温度表示
に戻ります。
再度パラメータ変更を行う場合は、Set ボタンを 3 秒以上長押ししてください。
4-6 アラーム出力端子の割当
アラームを検出すると、アラーム出力端子から出力されます。
アラーム発生時のアラーム出力端子を設定することで様々な動作の監視をすることができます。
この設定はパラメータの AS と Ao を変更することで機能します。
クーラの電源投入前は端子 1-2 間、端子 2-3 間がともに OPEN となっています。
電源投入後、出力端子が切替るまでに 0.8 秒のタイムラグがあります。
(1)アラーム発生の監視[AS:0] 【初期設定】
クーラ運転の有無に係わらず、アラーム発生の有無に応じて、アラーム出力端子の状態が変化します。
(2)クーラ運転とアラーム発生の監視[AS:1]
クーラ運転の有無とアラーム発生の有無に応じて、アラーム出力端子の状態が変化します。
(3)電源再投入が必要なアラームと必要でないアラームの監視[AS:2]
自動復帰、手動復帰のアラーム(E1、E3、E4)と、電源の再投入が必要なアラーム(E5、SE)の発生の有無に応じて
アラーム出力端子の状態が変化します。
(4)クーラ運転を継続するアラームと継続しないアラームの監視[AS:3]
クーラ運転を継続するアラーム(E1、E4)とクーラ運転を継続しないアラーム(E3、E5、SE)の発生の有無に応じて
アラーム出力端子の状態が変化します。
※クーラ運転とはコンプレッサが動作し、キャビネット内排気口から冷気が出る時のことを指します。