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● SW RAID有効時、内蔵DVDドライブ(N8151-137/138)が2個表示される件について
システム ROM v2.00 (02/02/2019)以上、v2.32 (03/09/2020)未満の場合、Embedded SATA Configuration 設定(*1)を
[Smart Array SW RAID Support]設定時、運用環境により Disk Utilities メニュー(*2)に内蔵 DVD
ドライブ情報が 2 個表示されます。
どちらのドライブを選択した場合でも同じ内蔵 DVD ドライブの情報が参照できます。
(*1) 「System Configuration > BIOS/Platform Configuration (RBSU) > Storage Options > SATA Controller
Options > Embedded SATA Configuration」
(*2) 「System Configuration > HPE Smart Array S100i SR Gen10 > Disk Utilities」
● 工場出荷時の設定について
以下の項目については、工場出荷時に以下のように設定しています。
(1) System Configuration > BIOS/Platform Configuration (RBSU) > Workload Profileを「Custom」に設定。
(2) System Configuration > BIOS/Platform Configuration (RBSU) > Power and Performance Options > Minimum
Processor Idle Power Core C-Stateを「No C-states」に設定。
(3) System Configuration > BIOS/Platform Configuration (RBSU) > Power and Performance Options > Minimum
Processor Idle Power Package C-Stateを「No Package States」に設定。
●iLOイベントログ(IEL)にIPMI Watchdog Timer Timeoutのログが登録される。
システムROM v2.62 (03/08/2022)が適用されている場合、かつIPMI Watchdog Timerオプションを「Disabled
(出荷時の設定)」に設定している場合、iLOイベントログに下記のIPMI Watchdog Timer Timeoutが登録される
ことがあります。
以下の手順を実施することで本問題が解消します。
iLO IPMI Watchdog Timer Timeout: Action: None, TimerUse: 0x44, TimerActions: 0x00
イベントクラス: 0x23
イベントコード: 0xB3
復旧手順:
以下の復旧手順1、または2のどちらかを実施していただくことで、本問題が解消できます。
復旧手順1
(1) 装置の電源を切り、電源コードをコンセントから外す。
(2) 30秒以上経過したのち、電源コードをコンセントに接続する。
復旧手順2
システムユーティリティより、IPMI Watchdog Timerオプションの設定を2回変更します。
(1) POST中に<F9>キーを押下し、システムユーティリティを起動する。
(2) System Configuration > BIOS/Platform Configuration(RBSU) > System Options > Server Availability >
IPMI Watchdog Timerオプション を「Enabled」に設定する。
(3) <F12>キーを押下し、設定を保存してシステムを再起動する。
(4) POST中に<F9>キーを押下し、システムユーティリティを起動する。
(5) System Configuration > BIOS/Platform Configuration(RBSU) > System Options > Server Availability >
IPMI Watchdog Timerオプションを「Disabled」に設定する。
(6) <F12>キーを押下し、設定を保存してシステム再起動する。