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7. メンテナンス
1. 不慣れによる事故を防ぐため、修理、調整は機械を熟知した保全技術者が本取
扱説明書の指示範囲で行ってください。また、部品交換の際は、当社純正部品
を使ってください。不適切な修理・調整および非純正部品による事故に対しては、
当社は責任を負いません。
2. 作業を行う際は必ず圧着機からアプリケーターを取り外し作業を行ってください。
注意
(1)給油
(1)- 1 . ラム摺動部
1) 週に 1 度ラムの側面
1
、裏面
2
、フレームのカ
ムフォロアー部
3
にグリースを薄く塗布してくだ
さい。
推奨グリース規格 = NLGI 2 号
(注意) 1. 上記は、米国グリス協会のチョウ度 ( 硬さ )2
を表しています。例として、日例として、日石
/ エピノックグリース AP2, 昭和シェル / アル
バニアグリース No.2 等があります。
2. 過剰給油は避けてください。
(1)- 2 . 端子送り機構摺動部
1) 週に 1 度フィードロッド
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、LM ガイド
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に 2
〜 3 滴給油してください。
推奨オイル規格 = ISO VG32 〜 68
(注意) 1. 上記は、ISO 規格の粘度 32 〜 68 を表して
います。例として、日石 / タービンオイル 32,
昭和シェル / テラスオイル 32 等があります。
2. 過剰給油は避けてください。
(2)日常のお手入れについて
1) 各スライド部にキャリアチップ、ゴミなどがない事を確認してください。
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部にはメッキカスが付着しやすいため、定期的 ( 一日の作業終了時、またはリール交換時等 ) にアルコー
ルを塗布したウエス等で拭いてください。
2) 使用しないときは、できるだけホコリを避け湿気のない場所に保管してください。
3) 使用するときは、必ず消耗部品が正規なものかを確認の上ご使用ください。
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6. 圧着作業基準
1
アプリケーターの各ディスクを A-W-1 にセットし、圧着機へ取り付ける。
2
圧着機の電源及びエアー源を入れる。
3
圧着作業
電線をセットする。
フートスイッチを踏む。( ハーネス完了品は手で右側に移動させながら搬出してください。)
4
クリンプハイトの調整を行う。(5-1. 圧着条件 P.13 参照 )
5
圧着形状の調整を行う。(5-2. 圧着品質基準 P.13 参照 )
6
圧着品質検査を行う。
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