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PG インタフェース(5V ラインドライバ)カード「OPC-G1-PG22」
PG インタフェース(5V ラインドライバ)カード(以降,PG インタフェースカード)
「OPC-G1-PG22」をお買上げいただきましてあ
りがとうございます。この PG インタフェースカードを FRENIC-MEGA に取り付けることで,PG を使用した 2 台のモータの同期運転
や、パルス列入力による周波数指令などが可能となります。
・このカードを搭載する場合は、インバータ本体端子 X7 のパルス列入力は使用できません。
・FRENIC-MEGA にはオプション接続ポートが 3 箇所あります(A,B,C-Port)
。この PG インタフェースカードは,C-Port
へ取り付けてください(A,B-Port には取付けできません)
。また、本カードの取付けにより B-Port のスペースも占有
するため、B-Port への他のオプションカードの取付けはできなくなります。
1. 製品の確認
次の項目を確認してください。
(1) PG インタフェースカードおよび,ねじ(M3×8:4 本)
が入っていることを確認してください。
(2) PG インタフェースカード上の部品の異常,凹み,反り
など輸送時での破損がないことを確認してください。
(3) PG インタフェースカード上に形式「OPC-G1-PG22」が
印刷されていることを確認してください。
(図 1-1)
製品にご不審な点や不具合などございましたら,お買上げ
店または最寄りの弊社営業所までご連絡ください。
図 1-1 各部名称(カード表面) 図 1-2 各部名称(カード裏面)
2. 取付け方法
取付け・配線は電源を遮断して 22kW 以下は 5 分以上,30kW 以上は 10 分以上経過してから行ってください。更に LED モニタおよ
びチャージランプの消灯を確認し,テスターなどを使用して主回路端子 P(+)-N(-)間の直流中間回路電圧が安全な値(DC+25V 以
下)に下がっていることを確認してから行ってください。
感電のおそれあり
(1) インバータ本体の表面カバーを取り外し,制御プリント基板を露出させてください。本 PG インタフェースカードは
C-Port(CN6)にのみ取付け可能です。
(図 2-1)
FRENIC-MEGA 取扱説明書の「2.3 配線」を参照して表面カバーを取り外してください。
(30kW 以上はタッチパネルケースも開けてください。)
(2) PG インタフェースカードの裏面(図 1-2)の CN1 をインバータ本体の制御プリント基板の C-Port(CN6)へ差し込み,付属
ねじで固定してください。
(図 2-3)
PG インタフェースカードの取付け位置決め部(図 1-1)がツメ(図 2-2①)にセットされ,CN1(図 2-3②)が確実に差し込
まれていることを確認してください。図 2-3 は取付け完了を示します。本インタフェースカードは C-Port 以外に取
り付けないでください。接続すると破損する可能性があります。
(3) PG インタフェースカードの配線を行います。
「3 配線」を参照してください。
(4) インバータ本体の表面カバーを元に戻してください。
FRENIC-MEGA 取扱説明書の「2.3 配線」を参照して表面カバーを取り付けてください。
(30kW 以上はタッチパネルケースも閉じてください。)
①カードの取付け位置決め部をインバータ本
体のツメに合わせ,取付け位置を決めます。
②カード裏面の CN1 を,インバータ本体の制御
プリント基板の C-Port(CN6)へ差し込みます。
図 2-1 取付け可能ポート
図 2-2 カードの取付け
図 2-3 取付け完了
ねじ取付け用穴(左)
ねじ取付け用穴(右)
J1
CN1
正式形式
取付け位置決め部
取外し用つまみ
c
②
CN6
CN5
CN4
A-Port
取付け可能
(B-port
も占有
)
取付け不可
A-Port
B-Port
C-Port
SW1