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注意:寸法「Y」は、
「X」と同じか、わずかに大きくなく
てはなりません。ローラーは、ホイールベースが944
~1,124 MM(37~44インチ)の自転車に適合するよ
う調整することができます。
3)Yを変更するには、フロントローラーF)を移動させ
る必要があります。
4)ドライブベルトE)が緩むまで、Arion Digital Smart
B+を折りたたみます。
5)ドライブベルトE)を緩め、フロントガイドとリアガ
イドから外します。
6)Arion Digital Smart B+を広げて、開きます。
7) フロントの両方のサイドメンバーから長方形のカ
バーC)を取り外し(必要な場合、ドライバーを使用)、
同梱の六角棒スパナで両側のフロントローラーから
ねじとワッシャーを取り外します(図5と図6)。
8)ローラーを最初の位置から引き抜きます。
9)XがYに一致するように、ローラーをフレームの穴
の適切なシートに配置します。
10) ねじとワッシャーを特別な穴に取り付け直しま
す。ただし、それらを締めないでください。
11) Arion Digital Smart B+を閉じ、ドライブベルトE)
をフロントローラーF)およびミドルローラーG)のガ
イドに配置します。
12) Arion Digital Smart B+を広げて、再度開きます。
13) フロントローラーF)の位置を確認し、自転車を
ローラーに載せ、フロントホイールの軸がフロントロ
ーラーの真上にあることを確認します。
14) フロントローラーF)が配置されたら、大きな圧
力をかけすぎることなく、ねじを締めます。圧力をか
けすぎると、サイドフレームA)がねじれる恐れがあり
ます。
15) 長方形のカバーC)で両サイドを閉じます。これで
Arion Digital Smart B+は使用準備ができました。
注記
• 注意:同じ周波数帯で動作する内蔵のワイヤレスシ
ステムが、ARION DIGITAL SMART B+のデータ伝送
に干渉する場合があります。この場合、そのワイヤレ
スシステムを無効にします。
• 使用していないときは、ローラーとコンソールを長
時間直射日光に晒したり、特に湿度の高い場所に放
置しないでください。
• ARION DIGITAL SMART B+のどの部分にも化学
洗浄剤(ガソリンまたはシンナー)を絶対に使用しな
いでください。
使用
- 電源アダプターI)を壁コンセントに差し、コネクタ
ーを抵抗ユニットに差します(図7および図8)。
- ペダリングを開始します。
トラブルシューティング
ケイデンスの値が正確ではありません。
センサーなしにケイデンスを計算するアルゴリズム
は、ときどき精度が変わる場合があります。これは、
低い抵抗レベルでの高いサイクリングケイデンスで
のトレーニングのときに発生する可能性があります。
家庭用トレーナーがアプリに接続しません。
家庭用トレーナーは、動作するためには、適切に電
源が投入され、15分以内にデバイスに接続されてい
る必要があります。さもないと、自動的に節電フェー
ズに入ります。再度有効にするには、ペダリングを開
始したり、差し直したりしてから、15分以内にデバイ
スに接続します。
ARION DIGITAL SMART B+の使用に関する助言
1) ローラーは、滑らかなトレッドのあるタイヤで最も
効果を発揮します。マウンテンバイクを使用する場合
は、騒音の低減と安定性の向上のために、スリックタ
イヤに変更してください。
2) 初心者は、必要なバランスを取る間、支持を得る
ために、ローラーを玄関ホール、出入り口、または安
定した物の近くに配置します。
3) Arion Digital Smart B+が平らな、安定した表面に
置かれていることを確認します。
4) ペダリングを開始し、路上を走っているときのよう
に前を見ます。ユーザーが無意識にフロントホイー
ルを見る傾向がある場合でも、自分の2.5~4メートル
(10~15フィート)前にある物に集中すると、より良
くバランスを維持し、
「真っ直ぐ」ペダリングできます。
5) 傾くか、またはローラーの側方に移動し始めた
ら、わずかにハンドルを切って、姿勢を修正します。ハ
ンドルを切りすぎると、バランスを失うか、またはサイ
ドメンバーを越えます。
6) 迅速かつ滑らかなペダリングを維持すると、ホイ
ールのジャイロ効果のおかげで、ローラー上でバラ
ンスが取れた状態を維持することができます。
7) 最初、ローラー上のペダリングは、不安定に感じ
られ、ハンドルバーが唐突に動いたり、ペダリングが
重かったりして、制御できなくなる可能性がありま
す。標準的なトレーニングツールと比較したときのロ
ーラーの大きな利点は、ローラーのおかげで、上半
身の動きを減らし、安定したペダリングペースを維持
することができることです。
使用後
- 持ち運びのため、またはローラーを使用していない
ときにスペースを作るために、フレームを閉じること
をお勧めします。ローラーを閉じるときは、両手の位
置に注意して、2つのサイドメンバーに手が押しつぶ
されないようにしてください。フレームを閉じるには、
サイドメンバーの端部に両手を置きます(図9)。