Dräger X-am 2500
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使用方法
4.9.4
校正
検知器およびセンサのエラーにより、校正が行えない場合がありま
す。
大気校正の実施
測定対象ガスや干渉ガスの無い清浄空気環境下で、検知器を校正し
ます。大気校正では、XXS O
2
センサを除くすべてのセンサのゼロ点
が 0 に設定されます。DrägerSensor XXS O
2
センサの場合、表示が
20.9 Vol% に設定されます。
1. 検知器の電源を入れます。
2. [+] ボタンを 3 回押すと、大気校正アイコン が表示されます。
3. [OK] ボタンを押して、大気校正を開始します。
測定値が点滅します。
測定値が安定したら:
a. [OK] ボタンを押して、大気校正を実行します。
現在のガス濃度と OK が交互に表示されます。
b. [OK] ボタンを押して大気校正を終了するか、または約 5 秒間
待ちます。
大気校正中にエラーが発生した場合:
a. エラー アイコンが表示され、該当するセンサの測定値表示
部に
が表示されます。
b. この場合は、大気校正を再度行ってください。
必要に応じて、認定者にセンサの交換を依頼してください。
センサごとのスパン校正
スパン校正は、センサごとに選択して、行うことができます。
スパン校正では、選択したセンサの感度をテストガスの濃度に合
わせます。
標準テストガスを使用してください。
テストガス濃度の許容範囲:
1. テストガスシリンダと校正アダプタをホースで接続します。
2. テストガスがドラフトチャンバー内または外部に放出されるよ
うにします ( 排気ホースを校正アダプタのもう一方のコネクタに
接続します )。
3. 検知器の電源を入れ、校正アダプタにセットします。
4. [+] ボタンを 5 秒間押して校正メニューを開き、パスワードを入
力します (納品時のパスワード = 001)。
5. [+] ボタンでセンサごとのスパン校正を選択すると、スパン校正
アイコン が点滅します。
6. [OK] ボタンを押して、測定チャンネルの選択を開始します。
ディスプレイに最初の測定チャンネル (
» ch4 - %LEL «
など ) が
点滅表示されます。
注記
代替ガス校正の場合は、拡張バンプテストを実施することを
推奨します (Dräger X-dock の技術ハンドブックを参照)。
i
i
Ex: 40 ~ 100 %LEL
O
2
: 10 ~ 25 Vol%
CO:
20 ~ 999 ppm
H
2
S: 5 ~ 99 ppm
その他のテストガス濃度は、各センサの取扱説明書をご参照くだ
さい。
注意
健康被害の危険がありますので、テストガスは決して吸い込
まないでください。
テストガスの安全データシートに記載されている危険性・
警告に注意してください。
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