5-14
システム設定ガイド
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3
セカンドネットワークスイッチモジュールについても、手順
1
と
2
を繰り返し
ます。
4
設定を保存するには、
#copy running-config startup-config
と入力し
ます。
5
quit
または
exit
と入力して、スイッチコンソールからログアウトします。
6
~.
と入力して
<Enter>
を押し、管理コンソールに戻ります。
ネットワークスイッチモジュールが
2
つとも同じサブネットに接続されている場合
は(図
5-5
を参照)、スマートロードバランシング(
SLB
)を使って
LOM
を「チー
ム」化することで、スパニングツリープロトコルによるリンクの遮断を防ぎ、ロー
ドバランス機能とフェイルオーバー機能を提供することができます。
SLB
は
Broadcom Advanced Server Program
で設定されます。このプログラムは『
Dell
OpenManage Server Assistant CD
』に収録されています。
SLB
は
PowerEdge
1655MC
でサポートされている唯一の
LOM
チームの作成方法です。
メモ:
Broadcom
ドライバを使って
SLB
チームを設定すると、ローカルリンク(サーバ
モジュールの
LOM
)でのフェイルオーバー機能しか実行されません。
SLB
ソフトウェア
は、ネットワークスイッチモジュールのアップリンクポートでのリモートリンクフェイ
ルオーバーを検出できません。リンクフェイルオーバーを防ぐには、ネットワークス
イッチモジュールの複数のアップリンクポートでチャネリングを設定します。
メモ:
Broadcom
ドライバを使ってサーバモジュールで
SLB
チームを設定すると、ネッ
トワークスイッチモジュールで故障が発生したりモジュールが取り外された場合にも、
ネットワークトラフィックの混乱は発生しません。ただし、電源を入れたままネット
ワークスイッチモジュールを取り付けると、スイッチの起動中にネットワークトラ
フィックが一時的に混乱します。これは、スイッチの準備が整う前に
SLB
ソフトウェア
がネットワークトラフィックのバランスをとろうとするためです。
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