Blackmagicdesign teranex mini, Installation And Operation Manual

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この設定はアップ
/
ダウンコンバージョン設定ではありません。この設定では、コンバーターでアップ
/
ダウ
ンコンバージョンを実行せずにネイティブ
HD/Ultra HD
解像度のソースビデオを出力できるよう、ソース
機器に
Ultra HD
あるいは
HD
を出力するよう伝達します。
スイッチ
1
と
2
を組み合わせて使用することで、ソースビデオを
HD
または
Ultra HD
に強制したり、ソース機
器の最適な解像度を自動的に割り出したりなどの設定が可能です。以下はスイッチ
1
と
2
を組み合わ
せた設定です。
‚
自動（
AUTO
）
–
スイッチ
1
と
2
が両方ともオフ
コンバーターがソース機器の出力機能を確認し、
HD
または
Ultra HD
から最適な解像度
を決定します。
‚
HD
に強制（
FORCE TO HD
）
–
スイッチ
1
がオフ、スイッチ
2
がオン
HDMI
ソース機器が
HD
および
Ultra HD
の出力に対応している場合、
HD
ビデオを出力するよう
ソース機器に伝達します。
‚
Ultra HD
に強制（
FORCE TO ULTRA HD
）
–
スイッチ
1
がオン、スイッチ
2
がオフ
HDMI
ソース機器が
HD
および
Ultra HD
の出力に対応している場合、
Ultra HD
ビデオを出力する
ようソース機器に伝達します。
Blackmagic Teranex Setup
の設定
Teranex Setup
ソフトウェアを使用すると、スイッチを使用した時と同じすべての設定、さらに追加の設
定を変更できます。「
Video
」、「
Audio
」、「
Configure
」、「
About
」タブを切り替えることで、これらの設定
にアクセスできます。
「
About
」および「
Conf igure
」タブに関する詳細は、同マニュアルの「設定の変更」セクション
に記載されています。
Teranex Mini HDMI – HDMI to SDI 12G
の「
Video
」タブには、以下の設定が含まれています。
ビデオ処理メニュー（
Video Processing
）
‚
コンバージョン（
Conversion
）
「
Conversion
」ドロップダウンメニューをクリックして、
SDI
出力のコンバージョン設定を選択し
ます。「
Auto
」を選択すると、ソース機器の出力機能に応じて
HD
または
Ultra HD
から最適な解像
度を割り出します。「
Force HD
」および「
Force Ultra HD
」では、それぞれ
HD
、
Ultra HD
が出力さ
れます。
HDMI
入力が
SD
の場合は出力も
SD
のままです。
‚
フレームレート
この設定を有効にすると、コンバーターは
60fps
のビデオソースを検出し、自動的に
59.94fps
に
変換します。チェックボックスの選択を外すと無効になります。
この機能は、
60fps
を出力する
HDMI
ソースを、標準
HD 59.94fps
フォーマットを使用する
SDI
機
器に接続する場合に便利です。
Teranex Mini – HDMI to SDI 12G
の「
Audio
」タブには、以下の設定が含まれています：
オーディオ入力メニュー（
Audio Input
）
‚
XLR
入力の設定
/
オーディオ入力の設定（
Set XLR Input / Set Audio Input
）
このメニューでは、オーディオ入力を
XLR
と
HDMI
で切り替えます。「
HDMI
」を選択すると、
SDI
ビ
デオ出力には
HDMI
オーディオがエンベッドされます。「
XLR
」を選択すると、「アナログ（
Analog
）」、
「
AES/EBU
」、「タイムコード（
Timecode
）」から入力を選択できます。また、選択したオーディ
オをエンベッドする
SDI
オーディオ出力チャンネルも選択できます。オーディオ出力のゲイ
ンの調整も可能です。
「
AES/EBU
」を選択すると、「サンプルレートコンバーター（
Sample Rate Converter
）」の選択
が可能になります。サンプルレートコンバーターを選択すると、
SDI
オーディオ出力のサンプルレ
ートが、テレビ用の適正サンプルレートである
48KkHz
に変換されます。
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