1. 安全
•
レーザー光の特別な注意:DLP プロジェクターを高出力のレーザー機器と同じ部屋で使用する場合には、特別な注意が必
要です。レンズにレーザー光が直接または間接的に当たると、Digital MicroMirror Devices
TM
に重大な損傷をまねく場合が
あります。この場合、保証が適用されなくなります。
•
直射日光の下に絶対にプロジェクターを置かないでください。レンズに直射日光が直接当たると、Digital MicroMirror
Devices
TM
に重大な損傷をまねく場合があります。この場合、保証が適用されなくなります。
•
梱包用のダンボールと梱包材は保管しておいてください。将来、この装置を梱包して発送する必要性が生じた場合に使用
できます。発送する場合は、本装置の保護のため工場出荷時と同様に梱包してください。
•
クリーニングの際には電源コンセントから本製品のコードを抜いてください。液体クリーナーや洗剤やエアゾール クリー
ナーは使用しないでください。クリーニングの際には、湿らせた布を使用してください。シンナー、ベンジンなど強力な
液体や研磨剤は、キャビネットを損傷するため使用しないでください。がんこな汚れは、中性洗剤で軽く湿らせた布を使
用することで取り除くことができます。
•
最高の光学パフォーマンスと解像度を確保するため、投影レンズには特別に反射防止コーティングが施されています。こ
のため、レンズには触れないようにしてください。レンズのほこりを取り除く場合には、柔らかい乾燥した布を使用して
ください。湿らせた布、溶剤、シンナーは使用しないでください。
•
定格の最大環境温度は次のとおりです: t
a
= 35 °C (95 °F).
•
ランプ ハウスが損傷した場合や熱で変形した場合には、ランプを交換してください。
修理点検が必要な場合
•
設置した製品のカバーを開けて、ご自分で修理点検しようとしないでください。カバーをあけると、感電などの危険が
あります。
•
修理点検はすべて、当社認定のサービス担当員に依頼してください。
•
このマニュアルで説明していない内部設定やその他のコントロール設定を出荷時の設定から変更すると、プロジェクター
の深刻な破損を引き起こす可能性があり、また保証も行われなくなる恐れがありますので、ご注意ください。
•
次のような場合には、本製品の電源プラグをコンセントから抜き、当社認定のサービス技術員に修理点検を依頼してくだ
さい。
- 電源コードやプラグが破損したり擦り切れている場合。
- 本装置に液体をこぼした場合。
- 本製品が雨や水にぬれた場合。
- 本製品を指示にしたがって操作しても正しく動作しない場合。操作についての説明がないコントロールは、調節しな
いでください。誤った調節をすると破損する恐れがあり、当社認定の技術員による大規模な修理や再調整が必要とな
ることがあります。
- 本製品を落としたり、キャビネットが破損した場合。
- 本製品のパフォーマンスに大きな変化があり、修理点検が必要であると表示された場合。
•
部品交換:部品交換が必要な場合、保守技術者がオリジナルのBarcoの部品、またはそれと同等の性質を持つ当社認定の部
品を使用しているか確認してください。認定外の部品を使用すると、パフォーマンスや信頼性が低下し、また火災や感電
などの危険が生じる場合があります。認定外の部品を使用した場合、保証が無効となることがあります。
•
安全確認:このプロジェクターの修理点検が終了したら、この装置が正常に動作するかどうか、サービス担当者に安全確
認を依頼してください。
•
破裂の危険性に関する注意:次の点に注意してください。
ご注意:
キセノン コンパクト アーク ランプは、非常に高圧になっています。ランプが点灯している場合、メー
カーの指示に厳密に従って操作しなと、電球の通常の動作温度により圧力が高まり、電球が爆発する恐れがあり
ます。通常の室内温度では電球は安定していますが、落としたり、取り扱いを誤ると、破裂する恐れがありま
す。キセノン ランプを含むランプ ハウスを分解する必要がある場合や、保護用のコンテナや布をキセノン ラン
プから取り外す場合には、かならず当社認定の防護服を着用してください。
バッテリーの爆発を防ぐために
•
バッテリーが正しく取り付けられていないと、爆発するおそれがあります。
•
交換には、メーカーが推奨するものと同一または同等の種類のみを使用してください。
•
使用済みバッテリーを破棄する場合は。各地方自治体における危険物の廃棄規則を確認の上、適切に処理してください。
4
R59770352JA DP2K-20C 01/10/2009