www.balluff.com
2
日本語
953327_AA ∙
JA ∙ E22; 本書の内容は予告なく変更されることが
あります。交換:K21。
BTL PA0400- _ _ _ _ -B15A_010-000S92
磁歪式リニアスケール – プロファイル形状
取付け
注意
不適切な取付け
不適切な取付けは BTL の機能に影響を及ぼし、損傷の
原因となることがあります。
►
BTL の近くで強い電界や磁界が生じないように注
意してください。
►
取付けのために定められた距離を必ず守ってくだ
さい。
寸法については、図。
ポインタを取り付ける際に以下に注意してください。
–
磁歪式リニアスケールの精度を保証するために、非
磁性のネジ/ボルト(ステンレス、真ちゅう、アルミ
ニウム)を使用してポインタを機械の可動部品に固
定してください。
–
機械の可動部品では、BTL と平行になるようにポイ
ンタの位置を調整する必要があります。
–
磁性体製の部品とポインタとの間の距離 A は、必ず
10 mm 以上となるようにしてください(図ジを参
照)。
–
ポインタと BTL との間の距離 B と中央オフセット
C(図ジを参照)については、以下の数値を必ず守っ
てください。
ポインタの型式
距離 B
1)
オフセット C
BTL6-A-3800-2
4 ~ 8 mm
2)
± 5 mm
BTL6-A-3801-2
4 ~ 8 mm
2)
± 5 mm
1)
選択した距離は、公称長全体にわたって一定になるようにしてくださ
い。
2)
最適な測定結果を得られるのは 6 ~8 mm です。
BTL は、固定用クランプ/ブラケット(いずれもアクセ
サリ)を使用して機械の平らな面に取り付けてくださ
い。取付け位置は任意です。クランプの位置について
は、推奨されている距離(図ジを参照)に注意してくだ
さい。
1.
BTL と固定用クランプ/ブラケットの位置を合わせま
す。
2.
BTL のスロットとポインタの向きを合わせてくださ
い!
3.
固定ネジを使用して BTL を面に固定します(クラン
プ/ブラケットのネジを最大 4 Nm で締め付けます)。
4.
ポインタ(アクセサリ)を取り付けます。
5.
BTL の向きを確認します。スロットとポインタの向
きが合っていない場合には、固定ネジを緩め、手順
シールドとケーブルの配線
アース接地を行うこと!
BTL と制御盤の接地電位が必ず同じになるよ
うにしてください。
シールド
電磁両立性(EMC)を保証するために、以下の注意事項
を守ってください。
–
BTL とコントローラの接続にはシールドケーブルを
使用してください。
シールド:銅線編組、85 % 以上被覆
–
コネクタのシールドをプラグハウジングと接続して
ください。
磁界
本リニアスケールは磁歪式システムです。外部の強力な
磁界に対して BTL とサポートシリンダが十分な距離を
とれるよう注意してください。
ケーブルの配線
BTL とコントローラ、電源間のケーブルは高圧線付近に
配線しないでください(電磁ノイズの影響を防ぐた
め)。
また、ケーブルは引っ張られないように配線してくださ
い。
ケーブルの長さ
BTL …-B15AA/A1…
最長
30 m
1)
BTL …-B15AE/A5…
最長
100 m
1)
1)
前提条件:構造、シールド、配線によって外部の干渉場の影響が生じ
ないこと。
電気接続
電気接続はコネクタを介して行われます 。
シールドとケーブルの配線に関する情報を確認
してください。
3
1
4
2
5
S92 のピン配列(BTL のコネクタ詳
細図)
ピン
…-B15AA… …-B15A1… …-B15AE… …-B15A5…
1
10 ~ 30 V
2
0 ~ 10 V 10 ~ 0 V 4 ~ 20 mA 20 ~ 4 mA
3
GND
1)
4
未使用
2)
5
0 V
1)
EMC-GND および供給電圧の接地電位。
2)
未使用の心線はコントローラ側で GND に接続することはできます
が、シールドに接続することはできません。