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Proxima® 2
、
Proxima® 2+
およびその使用目的について
Proxima® 2
、
Proxima® 2+
は消化器ストーマまたは尿路ストー
マを有するオストメイトのため
2
ピースストーマシステムであ
り、以下の部品から構成されています。
–
–
フラットベースプレート
および:
–
–
パウチを取り付けるためのカップリングリング。
–
–
ロッキングシステム。
– B. Braun
ベルトに取り付けるためのループ。
–
–
ハイドロコロイド接着剤。
–
–
コンベックス型ベースプレート
および
:
–
–
パウチに取り付けるためのカップリングリング。
–
–
ロッキングシステム。
– B. Braun
ベルトに取り付けるためのループ。
–
–
コンベック型スリング。
–
–
ハイドロコロイド接着剤。
各種タイプのパウチ:
•
消化器ストーマ用にガスの脱臭と排出のための統合され
たフィルターにより封鎖されます。
•
消化器ストーマ用に、接着ソフトクランプまたは再使用可
能な硬いクランプと密度の高い流出液の排出を可能とす
る大型排出スリーブにより排出可能にします。排出可能な
パウチは、フィルター付きでも、フィルターなしでも利用可
能です。接着クランプと硬いクランプ
(Proxima® 2+
参照の
み
)
が各ボックスの中に提供されます。
•
尿路ストーマ用の、夜間バッグに接続可能な排水タップと
尿路コネクター
(L-M-N) *
により排水可能です。
Proxima® 2, Proxima® 2+
は、
B. Braun
ストーマケア付属品と
併用できます。
使用目的および適応
:
本品は、消化器ストーマまたは泌尿器ストーマを有する患
者が大便または尿を採取し貯留することを目的します。
本
品は、皮膚または粘膜に病変がある場合や、病変や創傷によ
り変化する場合での使用を目的とする製品ではありません。
クローズ型パウチは、おもに結腸ストーマに使用されます。
ドレイン型パウチは軟便または液状の大便のある結腸スト
ーマおよび直腸ストーマに使用され、および尿路ストーマ用
の
Uro
パウチがあります。
臨床上の利点および性能:
ストーマ装具により、便失禁や尿
失禁に対応することができます。
対象患者
:
消化器ストーマおよび尿路ストーマを有する成
人、
4
歳を上回る小児を含む
禁忌
:
クローズ型パウチの
Proxima 2®
および
Proxima® 2+
について
は、液状の大便のある結腸ストーマでの使用を推奨しませ
ん。
残余リスクまたは副作用
:
Proxima® 2
および
Proxima® 2+
の使用中にストーマ周囲の皮
膚合併症が生じる可能性があります。
ドレイン型パウチの使用中にフィルターを通した漏出が生
じる可能性があります。
1.
皮膚部の準備
取り付け前に手指を洗浄します。
ぬるま湯を用いて、ストーマ周辺部をやさしく洗ってくだ
さい。ベースプレートの接着を妨げるおそれがあるエーテ
ル、アルコール、その他の外用製品の使用は避けてくださ
い。柔らかい布で皮膚面をていねいに拭きます。
2.
ベースプレートの準備
フリーカット製品を使用している場合は、ストーマガイドを
参考にして、ストーマ装具のサイズに合わせて、ハイドロコ
ロイド接着剤の中央開口部をカットします。ストーマ装具の
最大径を超えてカットしないでください。また、ストーマ周囲
には、必ず
2
~
3 mm
のマージンを設けることにより、ストーマ
の粘膜を傷つけないようにします。
3.
ベースプレートの貼り付け
粘着面の剥離紙をはがします。
ロッキングシステムが上部になるようにストーマの上にベ
ースプレートを貼り付けます。接着性を高めるため、ベー
スプレートに手を当てて温めます
(B)
。
強制することなく、レバーをやさしく上に動かして、ロッキ
ングシステムを確実に開いてください
(C)
。
4.
パウチ
(
クローズ型およびドレイン型
)
の貼り付け
ドレイン型パウチでは、排泄口を閉じます。
•
接着クランプの付いたドレイン型パウチ
:
粘着ストリップか
ら剥離紙をはがして開始します
(
粘着部分に指を付けない
ように注意してください)。接着クランプを開口部の中心に
置き、貼り付けます
(
パウチの外面側で、皮膚側ではありま
せん
)
。クランプと排泄口との間の幅は、クランプの幅と等し
くなければなりません–
(I)
。クランプを使用してスリーブ先
端を
4
回折り、排泄口を後ろ向きに折り曲げます
(J)
。完全な
JA
使用説明書