Anest Iwata E-M10C Series, Instruction Manual

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④
機器誤用
誤使用の防止
絶対に人や動物に向けてスプレーしないでください。目や皮膚の炎症、人体への危険が
あります。
圧縮空気以外のガスは使用しないでください。引火する可能性が高く着火事故、中毒の可能性
があります。
最高使用圧力以上でのご使用は絶対避けてください。（P２ 1.1 重要仕様を参照してください）
誤作動の防止
塗装機の点検、洗浄、および分解・組立は、荷電させないように必ず次の手順に従って、静電
コントローラ、及び連動設備や機器の電源を OFF にし、エア圧力、塗料圧力を完全に逃がしてか
ら行ってください。誤作動により人身事故の可能性があります。
手順-１ 静電コントローラ（E-SC12B：別売）の電源を切ります。
手順-２ 塗装機への圧縮空気、塗料、溶剤等の供給を停止します。
手順-３ 次に，静電ガンを必ず下向きにして引金を引き、ニードル弁を動かします。
人体保護
高電圧からの保護
塗料、塗料ホース、塗料供給装置を絶縁して使用する場合（静電ガン：E-M10C シリーズ＋絶
縁台を使用する場合）には、周囲 30cm 以内に人が近づかないように保護柵（金属製）などを作
り、必ず隔離してください。
また、保護柵は必ずアースしてください。絶縁台上の塗料供給装置には高電圧がかかっている
ため、静電気事故および電撃による人身事故の可能性があります。
塗料、塗料ホース、塗料供給装置を絶縁して使用している場合（静電ガン：E-M10C シリーズ＋
絶縁台を使用する場合）、塗装機器の洗浄・保守・点検等により静電ガン、塗料供給装置および
塗装現場の金属に触れるときには、静電コントローラの電源を OFF した後、 必ず、アース線又
は接地棒（アース接地されている金属棒）を接触させたままで作業を行なってください。
高電圧を使用しているため、万一荷電が OFF されていない場合、及びアースが外れていた場合
に電撃による人身事故になります。
◎作業順序
手順-１ 静電コントローラ荷電を OFF にして電源を OFF にする。
手順-2 １０秒後にアース線又は接地棒を作業で触れる金属物に接触させる
手順-3 アース線又は接地棒は金属物に接触したままで作業を行なう。
30cm
以上 30cm
以上
30cm
以上
保護柵(金属性)
塗料供給装置
絶縁台