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ラックの設置・取扱に関する注意事項
1 人で搬送・設置をしない
ラックの搬送・設置は 2 人以上で行ってください。ラックが倒れてけがや周囲の破損の原因となりま
す。特に高さのあるラック(44U ラックなど)はスタビライザなどによって固定されていないときは不安
定な状態にあります。かならず 2 人以上でラックを支えながら搬送・設置をしてください。
荷重が集中してしまうような設置はしない
ラック、および取り付けた装置の重量が一点に集中しないようスタビライザを取り付けるか、複数台
のラックを連結して荷重を分散してください。ラックが倒れてけがをするおそれがあります。
1人で部品の取り付けをしない・ラック用ドアのヒンジのピンを確認する
ラック用のドアやレールなどの部品は 2 人以上で取り付けてください。また、ドアの取り付け時には
上下のヒンジのピンが確実に差し込まれていることを確認してください。部品を落として破損させる
ばかりではなく、けがをするおそれがあります。
ラックが不安定な状態で装置をラックから引き出さない
ラックから装置を引き出す際は、必ずラックを安定させた状態(スタビライザの設置や耐震工事な
ど)で引き出してください。ラックが倒れてけがをするおそれがあります。
複数台の装置をラックから引き出した状態にしない
複数台の装置をラックから引き出すとラックが倒れてけがをするおそれがあります。装置は一度に
1 台ずつ引き出してください。
定格電源を超える配線をしない
やけどや火災、装置の損傷を防止するためにラックに電源を供給する電源分岐回路の定格負荷を
超えないようにしてください。なお、電源設備の設置や配線に関しては、電源工事を行った業者や
管轄の電力会社にお問い合わせください。
電源・電源コードに関する注意事項
ぬれた手で電源プラグを持たない
ぬれた手で電源プラグの抜き差しをしないでください。感電するおそれがあります。
AC 電源を遮断する場合は全ての電源プラグを抜く
冗長電源ユニットの搭載により、本製品は複数の電源ユニットで構成されていることがあります。
AC 電源を遮断する場合は、感電を防止するためすべての電源プラグを抜いてください。
アース線をガス管につながない
アース線は絶対にガス管につながないでください。ガス爆発の原因になります。
警告
注意