JCM900 4100は、常日頃から指摘されて
いた「ゲインが物足りない」という問題に対
処するために、1990年に初めて製造されま
した。当時、ギタリストは高レベルのゲイン
を得るために自身のマーシャルアンプを改
造していました。これは、費用がかかり、 ま
ったく信頼に値しないものでした。このた
め、マーシャルはこの問題への対処を開始
しました。
大きなゲインを備えるアンプの設計は、比
較的、単純です。マーシャルの工夫は、ひど
いノイズがなく、信頼性が高く、優れた音質
を保持するハイゲインアンプを製造するこ
とにあります。マーシャルは、広範囲に及ぶ
研究開発の末、この問題に対する解答を世
界に提示しました。それが、JCM900シリー
ズです。
「超絶なテクニックを持つ世界中の
ロックギタリストの皆様にすてきなお知ら
せです。JCM900はアンプの改造という難
問からあなたを救出します」Guitar Player
Magazine(1991年刊)
イギリス製のオールバルブ4100の設計は、
ハイゲインだけでなく、自由度も目的にして
います。4100は独立して制御されるフット
スイッチ式の2つのチャンネルを備えていま
す。これらのチャンネルは、それぞれが独自
の音質を提供するマスターボリュームとフッ
トスイッチ式リバーブを備えています。
チャンネルAは、ゲイン調節が低めに設定さ
れているときに、鮮明でクリーンなトーンを
生み出すように調整されます。クランチでよ
りドライブが効いたトーンを生み出すには、
ゲインを上げます。チャンネルBは、十分なゲ
インでブーストされ、強烈なリードトーンを
生み出します。その範囲は、低めの設定での
クラシックリードから最大設定の鋭い速弾
きまで幅広いものになっています。
100Wの4100は、そのユニークな高調波
歪み特性を実現する4個の高品質5881出
力真空管、ならびにプリアンプにある2個の
ECC83真空管を使用してしています。ほと
んどの真空管アンプ、とりわけマーシャルの
製品では、プリアンプゲインが始動され、マ
スターボリュームが出力真空管をオーバー
ドライブするレベルまで高く設定されている
ときに、最高のサウンドが生み出されます。
4100によって生み出される音響特性を決
定するのは、アンプのプリアンプとパワース
テージ間の微妙なワーキングバランスであ
り、EQコントロール間の相互作用です。自
身のサウンドの発見にトライしてください。
マーシャル製品をお選びいただきありがと
うございました。JCM900 4100ハイゲイン
デュアルリバーブアンプが、永遠に続く
「ホ
ットロッド(改造)された」サウンドをお客様
にもたらすことを心から期待しております。
はじめに
概要
以下の指示と警告すべてに従うこと
指示に従うこと
Содержание JCM900 4100
Страница 1: ...JCM 900 4100 OWNER S MANUAL ...
Страница 20: ...HERITAGE QUALITY AND TRADITION ...
Страница 21: ...Jim Marshall OBE Circa 1960s ...