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語
リアパネル
O. 電源スイッチ: スイッチの位置を"ON"にすると、アンプリファー
の電源がオンになります。 押して"OFF"にすると、アンプリフ
ァーの電源がオフになります。
P. IEC電源インレット: アンプリファー電源インレット横に記載さ
れている、入力電圧および周波数にしたがい、接地コンセント
に接続します。
Q. PARALLEL SPEAKER OUTPUTS: スピーカー・キャビネ
ットをここに接続します。
Bassman 500/800アンプはコンビネーション・スピーカー
出力ジャックを装備しており、Speakon® または1/4インチ
(6.3 mm)スピーカー・ケーブルが使用できます。
外部キャビネットの電力定格は、アンプリファーに記載されて
いる定格と同等かそれ以上である必要があります。接続する全
てのスピーカーの最小インピーダンスは4Ωです。下図はスピー
カー・キャビネットのパラレル接続の組み合わせ例です:
スピーカー組み合わせ
トータル・インピーダンス
4Ω
4Ω
8Ω
8Ω
8Ω + 8Ω
4Ω
8Ω + 16Ω
5.33Ω
8Ω + 16Ω +16Ω
4Ω
16Ω + 16Ω
8Ω
16Ω + 16Ω + 16Ω + 16Ω
4Ω
重要な注意: Bassman 500/800 アンプリファーは、ブリッジ・
モードで動作するデジタル・パワー・アンプリファーを内蔵していま
す。チップ(+)およびスリーブ(–)は電圧を帯びているので、スピー
カー・ケーブルのチップ(+)またはスリーブ(–)いずれかを接地に使
用しないでください。常に電源の切れた状態で接続をおこない、非
絶縁(金属が露出している)タイプのプラグを使う際には、適切な防
護措置を講じた上で接続をおこなってください。スピーカー・ケーブ
ル本体も絶縁処理がされているものが推奨ですが、そうでなくても
使用可能です。
Insulation
( + )
( - )
R. FOOTSWITCH: ここに附属のフットスイッチを接続すると、
遠隔操作でチャンネルを切り替えることができます。フットスイ
ッチを接続するとフロントパネルのチャンネル・セレクト スイッ
チ (D) は無効になりますが、インディケーターLEDは通常と同
様に動作します。
S. TUNER: ここに楽器チューナーを接続します。
T. PREAMP OUTPUT/PWR AMP INPUT: 複数の用途に
使用することができる、多機能の入力/出力ジャックです:
1. エフェクト・ループ: PREAMP OUTPUTからお使いのエ
フェクト機器に接続し、PWR AMP INPUTをエフェクト機
器のアウトプットに接続します。ここから出力される信号の
レベルは通常のラインレベル (+4dBu)で、プロユースのラ
ックタイプ・エフェクトに最も適しています。マスター (K) は
センドのレベルに影響し、エフェクト機器でリターンレベル
をコントロールします。
2. マルティプル Bassman アンプ: メインとなるユニットの
プリアンプ出力をサブ・ユニットのパワーアンプ入力と接続
します。メイン・ユニットのノブでサブ・ユニットをコントロ
ールできるようになります。
U. LEVEL: アウトボードのサウンド機器の入力感度に合わせ
て、XLR出力ジャック (X) の出力音量を調節します 。
V. PRE/POST: XLR出力の信号にプリアンプのノブ設定 (B-C
または E-J) を反映させる場合は POST を選択します。プリ
アンプのコントロールに影響されないダイレクトな真空管ドラ
イブの信号を出力するには PRE を選択します。
W. GROUND/LIFT: XLR出力ジャックのグラウンド接続を遮断
したい場合は LIFT にします。ハムノイズやラインノイズの低減
をできる場合があります。通常はこのボタンを押さず、GND (
グラウンド) にして使用します。
X. XLR OUT: ライン・レベルのバランス出力で、ミキシング・コ
ンソールおよび録音機器を接続します。静音レコーディングをお
こなう際には、スピーカー (Q) の接続を外します。
Bassman 500/800アンプリファーは
、
可変速度ファンによる冷
却機能および、熱シャットダウン・プロテクション機能を搭載してい
ます。ファンは低速でスタートし、演奏が激しくなると回転速度が上
がります。アンプの前面と背面にはそれぞれ15cm以上の空間を設
け、エレクトロニック・シャーシ下にある通気口を、ケーブルや、キャ
ビネットに収納されているその他の物でふさがないでください。ア
ンプの通気口が塞がれている、または極端に暑い環境で使用されて
いる場合、Class-Dアンプリファーは過熱によってサーマル・プロテ
クションが作動し、プロテクトLEDが点灯して、一時的にスピーカー
がミュートされます。また出力のショートや過電流が生じた場合(最
小インピーダンス以下での稼動など)、Class-Dアンプリファーは
保護モードになり、プロテクションLEDが点灯して、スピーカー出力
が一時的にミュートされます。Class-Dアンプリファーは、安全な温
度まで下がり、問題が除かれると、数秒で動作を再開します。
熱性能および保護
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