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5 操作方法
5.1 洗浄物の前準備
装置で洗浄する前に、洗浄物が不安定になったり、損傷が起こる部分をチェックします。
これらの問題は洗浄中の化学的、機械的影響によって起こります。
デリケートな部分と、センシティブな機能装置(クラウンの薄いマージン、ガルバーノ部品、テレスコ
ープ外冠の機能面など)が損傷する場合があります。
原則的に、これらの部位を適したワックスまたはシリコーンで被覆して下さい。
洗浄後、研磨面の光沢が少し失われることがあります。再度研磨して下さい。
必要に応じて光沢研磨面を適したワックスまたはシリコーンで被覆して下さい。
粘着クリームの残留物が洗浄物に残っている場合は、洗浄プロセスの前に必ず乾いたクリーニングクロ
スで除去しなければなりません。
5.2 洗浄容器に入れる
SYMPRO義歯用クリーニングユニットでの使用のために:
⇒
洗浄作業に適した洗浄カップと洗浄剤を選択してください(表 4.5、4.6 参照)。
⇒
洗浄容器に次のものを入れてください。:
-
クリーニングピン
-
洗浄物
-
洗浄剤 (help:ex取扱説明書および安全データシートに記載されている使用方法を参照してください)
⇒
容器を完全に閉めて(蓋/パッキンが正しく取り付けられていることを確認)機器類に配置します。
洗浄容器の蓋が開いた状態で、装置を使用しないで下さい!
洗浄液は必ず一度だけの使用にして下さい! 持ち込んだ洗浄物により、洗浄液にバクテリア汚染が起こり
ます。よって、洗浄液は洗浄する毎に新しくする必要があります。
5.3 クリーニング時間と強度を選択してください
⇒
+/- ボタン (9, 図 2)で洗浄時間を設定します(設定範囲、
0~30分間)。
⇒
強度を選択ボタン(8、図2)で選択/設定します
推奨される強度と洗浄時間については、4.6章の表を参照してく
ださい。
機器類内のクリーニング時間はクリーニング対象製品、設定さ
れた洗浄強度、汚れの種類と度合いによって異なります。繊細
なクリーニング対象物や機器類を利用した経験が少ない場合、
作業中の確認を行うことを推奨します。
特に強固な汚れが付着している場合には、運転時間を延長(最
大で10分間)し、その後、流水下にて硬い歯ブラシを使って手
動で洗浄することで、洗浄効果が向上します。
装置上では容器の蓋を絶対に開けないで下さい!
5.4 洗浄開始、中断、終了
⇒
スタート/一時停止ボタン(10, 図 2)で洗浄がスタートします。
♦
洗浄の途中、残りの洗浄時間が表示部に表示されます。
♦
洗浄時間が経過した後、装置は自動的にストップします。
•
スタート/一時停止ボタンで任意に洗浄を中断、また再開することができます。
•
洗浄工程を一旦中断し、中断中に残りの洗浄時間を変更することができます。
•
クリーニング中でも強度を変更することが可能です。
•
設定した洗浄時間に達していなくても、ストップボタン(11, 図 2)で任意に終了することができま
す。
♦
洗浄時間が経過した後、表示部に「00」と表示されます。
⇒
ストップボタン(11, 図 2)を押すことによって、洗浄は終了します。
♦
表示部に、先ほど設定した洗浄時間が表示されます。
洗浄効果を上げるため、30秒ごとに回転方向が変わります。
図 2
10 11
8
9
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