上記施工確認後、絶縁抵抗を確認する
使用電圧300V以下の場合
・対地電圧150V以下:0.1MΩ以上
・対地電圧150V以上:0.2MΩ以上
使用電圧300V以上の場合、0.4MΩ以上
○
接続端子の締めなおしをしてください
リード線の接続端子位置(R,S,T,Eおよび信号
線)に間違いはないか
○
中心が合うように修正してください
集電アームの取付部と本体の中心が合って
いるか
・取付公差 :中心±3mm
○
断線、破損のある場合は交換してください
信号線の断線または被覆の破損はないか
○
増し締めしてください
集電アームの固定ねじおよび端子ねじの
緩みはないか
○
破損のある場合は集電子を交換してください
リード線に被覆の破損はないか
○
欠け、破損のある場合は集電アームを交換し
てください
スプリングの欠け、破損はないか
○
集電子に負荷がかからないように、
リード線
にたるみをもたせてください
集電子リード線にゆとりがあるか
ヤスリなどで研磨してください
集電子にアーク発生の痕跡はないか
○
スムーズな動きでない場合は集電子または
集電アームを交換してください
集電子の動きはスムーズか
集電アーム取付寸法を調整してください
集電子樹脂部の摩耗はないか
ウェスまたはサンドペーパーなどで取り除い
てください
集電子に異物の付着、著しい汚れまたは
バリの発生はないか
○
異常のある場合は集電アームを交換してくだ
さい
集電アームの曲がり、変形などの異常はない
か
交換ラインまで一部でも摩耗している、
もしくは
走行距離が2万kmを超えている集電アームは
交換してください
次回メンテナンスまでの間に達する可能性が
ある場合は、早めの交換をお願いします
集電子は交換ラインまで摩耗していないか
もしくは走行距離が2万kmを超えていないか
○
集電アームが本体と平行になるように取り付
ける
集電アームは本体と平行に、
またねじれない
ように取り付けられているか
○
集電アーム基準面から本体導体の摺動面ま
で基準値内となるよう修正してください
集電アームの可動範囲は適正か
・
シングル型(角棒用)、タンデム型(角棒用)の場合
導体摺動面より取付角棒中心まで
:55mm〜75mm以内
・タンデム型(平板用)の場合
導体摺動面より取付板表面まで
:55mm〜75mm以内
・シングル型サドルなしの場合
導体摺動面より取付板表面まで
:50mm〜70mm以内
○
ハンガー位置の修正をしてください
絶縁ピースの中心から左右100mm以内に
ハンガーが取り付けられているか
○
適正な寸法に修正してください
本体の切断および端末加工寸法は適正か
・本体切断寸法 :本体長さL(基準寸法)に
対し「L-17.5mm」
・端末加工寸法 :導体端面から17.5mm
絶縁シースを取り除く
○
破損、
クラックのある場合は交換してください
樹脂部に破損、
クラックはないか
○
増し締めしてください
固定ねじのゆるみはないか
○
適正なすき間寸法に調整してください
ガイドキャップ間のすき間寸法は適正か
・10〜20mm
○
公差内寸法に修正してください
ガイドキャップ相互の取付寸法は公差内か
・ガイドキャップ相互の隙間 :10〜20mm
・水平方向 :2mm以下
・垂直方向 :2mm以下
※台車への荷物積載時及び無負荷(荷物
なし)状態において上記寸法以内である
点検周期
(目安)
処置
結果
※
試運転
処置・対策
点検内容
名称
集電アーム
通過回数
100万回
集電アーム
走行距離
3000km
集電アーム
通過回数
100万回
●商品の改造は絶対にしない
感電・火災・落下のおそれがあります。
●結露が生じるおそれのある場所では使用でしない
感電・火災・落下のおそれがあります。
●周囲温度が−10℃〜 40℃で使用する
上記以外でご使用の場合、当社へお問い合わせください。
●この商品は、電気設備技術基準の解釈に従い施工する。電源の一次側には適正な過電流遮断器を使用する
●施工は、この取扱・施工説明書通りに正確に行う
施工に不備があると感電・火災・落下のおそれがあります。
●屋内専用です。湿気の多い場所・腐食性ガスの発生する場所、切削油等が直接かかる場所などでは、
使用しない
感電・火災・落下のおそれがあります。
●本体の開口部は必ず下向きか、横向きに施工する
開口部を上向きにしますと、スパークによる火災・接触不良・集電アームの脱線などのおそれがあります。
●本体の絶縁シース破損、クラックのある場合は、本体を交換する
守らないと、スパークによる火災・接触不良・集電アームの脱線などのおそれがあります。
●本体をハンガーへ取り付ける際は、ハンガーに手をはさまないように本体を押しこむ
守らないと、手指のけがをするおそれがあります。
●本体をジョイナやガイドキャップから取り外す際は、本体が勢いよく飛び出すおそれがあるので、本体先端を
押えながら引き抜く
守らないと、本体の破損、けがをするおそれがあります。
●本体端末加工時は、眼鏡など保護具を使用する
守らないと、けがをするおそれがあります。
●切断、穴あけ加工などをした後は、電工ナイフやヤスリなどで切断面のバリ取りを行う
守らないと、手指のけがをするおそれがあります。
●表示の定格、負荷容量の範囲内で使用する
範囲を超えますと焼損や火災のおそれがあります。
●本商品は造営材に堅ろうに固定して施設する
守らないと火災・落下のおそれがあります。
●本商品を設置する造営材は堅固に固定する
守らないと落下のおそれがあります。
■施工の前には、この取扱・施工説明書を必ずお読みのうえ、正しく施工してください。
■この商品の施工には、電気工事士の資格が必要です。
■施工後、この取扱・施工説明書を保全担当責任者にお渡しください。
安全上のご注意
人への危害、財産の損害を防止するため、必ずお守りいただくことを説明しています。
必ずお守りください
注 意
警 告
必ず守る
禁 止
必ず守る
禁 止
〈非張力タイプ〉
ハイスピード