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4) 断端の上からソケットを被せます。
備考: この時、つま先のアライメントと下肢の位置に注意してください。そうすることで立位
の間や歩行中に思い通りに足部を外旋させることができます。足部を正しく外旋できない場
合、再度ソケットを外して(少なくともソケット底部からマグネティックキャップを外
し)、別の位置に取り付け直します。
→
ソケットのマグネティックボトムシェルとライナーのマグネティックキャップが近くにあ
ると、互いに引き合います。クリック音が聞こえたら、ソケットとライナーが正しく接続
したことがわかります。
5) ソケットに向かってボアダイアルを押します。
6) ボアダイアルを時計回りに回します。
→
ボアケーブルを締めてソケットを閉じます。
備考: 外ソケットシェル(外側)を内ソケットシェル(内側)の下に配置させます。
7) 必要であれば、ボアダイアルを締めます。
6.2 ソケットとライナーの取り外し
1) 義肢ソケットからボアダイアルを引っ張ります。
2) 外ソケットシェル(外側)を外側に引き寄せます。
外ソケットシェルにプラスチック製両面テープを使用している場合は、両面テープとライ
ナーの布カバーが接しなくなるまで引き上げます。
3) 断端からソケットを外します。
この時、できれば片方の手で外ソケットシェルのソケットブリムを、もう片方の手で内ソ
ケットシェルのソケットブリムを持ちます。
4) ライナーを断端から巻き下ろして外します。
7 お手入れ方法
1) 必要であればオットーボック製ダーマクリーン453H10=1などの低刺激石鹸と柔らかい布で製
品を拭いてください。 (日本では453H10=1の取扱いがございませんので、通常の低刺激性石
鹸をご使用ください。)
2) 糸くずのでない布で製品の水気を拭取り、しっかりと自然乾燥させます。
お手入れの際はソケットブリムパッドを外すことができます。
1) 必要に応じて水および低刺激石鹸 ( 453H10=1-N Ottobock ダーマクリーンなど) でソケットブ
リムパッドを拭いてください。
2) 糸くずのでない布でソケットブリムパッドの水気を拭き取り、しっかりと自然乾燥させま
す。
3) 完全に乾燥させたら、再びソケットブリムパッドを内側ソケットシェルに取り付けます。
8 メンテナンス
►
義肢パーツは、使用開始から30日後に目視点検および機能試験を実施してください。
►
年に一度の安全点検(摩耗の目視点検、機能試験)を行ってください。
9 法的事項について
9.1 保証責任
オットーボック社は、本書に記載の指示ならびに使用方法に沿って製品をご使用いただいた場合
に限り保証責任を負うものといたします。 不適切な方法で製品を使用したり、認められていない
改造や変更を行ったことに起因するなど、本書の指示に従わなかった場合の損傷については保証
いたしかねます。
9.2 登録商標
本書に記載された製品名はすべて、各商標法に準拠し、その権利は所有者に帰属します。
商標をはじめ商号ならびに会社名はすべて登録商標であり、その権利は所有者に帰属します。
本書に記載の商標が明らかに登録商標であることことが分らない場合でも、第三者が自由にその
商標を使用することは認められません。
Summary of Contents for Varos 5A60 Series
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