134 | Ottobock
4R120, 4R121=30, 4R121=34
表2: 圧力の設定(締めネジの回転数)
ソフト(赤)
ミディアム(黄)
ハード(緑)
< 75 kg
最高8
最高5
—
75 kg - 100 kg
—
2 - 8
2 - 6
100 kg - 125 kg
—
8
6 - 8
3) 表で推奨されている回転数の数だけ赤い締めネジを回してください。 締めネジを合計で8回以上回さ
ないでください。8回以上回すとストップに達し、抵抗力を感じます。ストップは最高4Nm(手で締めた場合)
の負荷をかけることができます。
8.2.4 衝撃吸収の設定
デルタツイストの垂直方向の圧力は、両足で立った状態で1mm以上、歩行中で4mm以上の圧縮がない
ように設定します。 本製品には目安となる黒い表示リングが付いています (図5a および 5b)。
装着者に両足でまっすぐに立ってもらいます(まっすぐかどうかを確認するために、オットーボック L.A.S.A.R
ポスチャーをご使用ださい)。表示リングを青色のワイパー・リング(図5a)まで押します。そして、装着者に 本
製品から体重を持ち上げるよう指示して下さい。表示リングはハウジング(図5b)の上に来ます。
8.3
回転機能の調節
本製品の回旋抵抗は、装着者ごとにエラストマー・プレートを交換して適応させることができ
ます。本製品にはミディアム(黄色)のエラストマー・プレートがあらかじめ装着されています。
本製品の回旋機能には様々な設定があります(例えば、内旋が外旋よりソフトに設定できます)。
回旋機能を極めて硬く抑制できるエキストラハード・エラスター・プレート(黒)は、別途に
ご購入ください。(品番:709H5=4) エラストマー・プレートを交換するには、本製品を分解
する必要があります。
8.3.1 分解
注記
:
本製品の損傷を防ぐために、エラストマー・ロッドを締めネジで締付けないでください。
1) 張力を最小に設定するには、六角レンチ(サイズ6)を使い、赤い締めネジを反時計回りに回します
(図2)。
2) 図11のように、引っ掛けスパナを使い本製品のハウジングから内部摩擦ベアリング付スレッデッド・ブッシ
ングを外します。
3) 青の留めネジをp六角レンチ(サイズ10)で時計回りに回します。本体を水平に固定し、内部のパーツが落
ちないよう注意してください。
4) 青の留めネジを内部のパーツが外れるまで回します。
5)エラストマー・プレートをコンビネーション・レンチの先を利用し、
てこで動かします(図6)。
6) 装着者が衝撃吸収、
または回旋方向のみを要求した場合は、エキストラハード(製品番号:709H5=4)を
装着し、使用しない機能を抑えることができます。 装着者が、全回旋機能を必要とする場合は、内旋用
のエラストマー・プレートと、外旋用のエラストマー・プレートを、表3を参考にして取付けます。
注記
:
内旋用のデュロメーターは、外旋用のデュロメーターよりやわらかいものを使用することができ
ます。
(6.2参照)
Summary of Contents for 4R120
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