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3.
保守機能について
本製品で以下の保守機能をサポートしています。
Configuration on Disk(COD)
機能
リビルド機能
クリティカルブート機能
3-1. Configuration on Disk(COD)
機能
Configuration on Disk (COD)
機能は、コンフィグレーション情報を
HDD
内部に記録する機
能です。この機能により、万一ディスクアレイコントローラが故障し、ディスクアレイコ
ントローラの交換を行っても、コンフィグレーション情報が失われることはありません。
ディスクアレイコントローラ交換後、コンフィグレーション情報を
HDD
から読み込み、
正常に動作させることが可能です。
本製品はコンフィグレーション情報をディスクアレイコントローラ内に保
存しません。コンフィグレーション情報は、すべて
HDD
内に記録
/
保存され
ます。
3-2.
リビルド機能
リビルド機能は、
HDD
に故障が発生した場合に、故障した
HDD
のデータを復旧させる機
能です。『
RAID1
』や『
RAID5
』
、
『
RAID10
』など、冗長性のあるロジカルドライブ対して
実行することができます。
詳しくは『第
3
章
.
本製品の機能について』をご覧ください。
3-3.
クリティカルブート機能
本製品は、本体装置の起動時にシステムドライブを構成している
HDD
に異常が発生し正
常に応答しなかった場合、異常となっている
HDD
を自動的に排他し、本体装置を起動さ
せるクリティカルブート機能をサポートしています。
「クリティカルブート機能」を有効にするためには「
FastBuild Utility
」の設
定項目「
Halt On Error
」機能を
”Disable”
に設定しておく必要があります。詳細
は『第
5
章ロジカルドライブの作成』をご覧ください。