IKA RV 10 auto, Operating Instructions Manual

Page: 102 / 160

102
エラーメッセージ 影響 原因 処置
内部温度が高すぎる 内部 PCB の温度センサーの
分析
内部温度が限界値に到達す
る
室温が 40°C より高い
PCB が破損している
デバイスの電源を切って冷やす
サービス部門に連絡する
流量が範囲内にない 冷却水の流量が範囲内にな
い
水流量が多すぎる
水流センサーが破損している
水流量を減らす
サービス部門に連絡する
流量が少なすぎる 冷却水の流量が最小限界値よ
り小さい
水流量が低すぎる
水流センサーが破損している
水流量を増やす
サービス部門に連絡する
コンデンサに負荷が
かかっている
冷却電力が限界値を超えた コンデンサの限界値が低す
ぎる
蒸留が速すぎる
コンデンサの負荷限界を上げる
真空設定を増やす
蒸留が乾燥する 蒸留する溶媒がない 蒸留プロセスを完了した 蒸留プロセスを停止した
リフトエラー リフトが端まで移動しない リフトに負荷がかかっている、
または塞がれている
位置センサーの不具合
リフトモニター、ケーブル、ま
たはPCBが壊れている
リフトを確認する
サービス部門に連絡する
内部通信エラー 内部通信エラー 内部通信エラー デバイスの電源のオン/オフを切り替え
る、サービス部門に連絡する
PC通信エラー RS 232 または USB インタフェ
ース経由で
PC からエラーコマンドを受信
した
LWS が使用する RV 10 コント
ロール用のデバイスが間違っ
ている
RV 10 コントロールとの通信
に誤ったツールが使用された
接続が安定しない
LWS の設定を確認する
PC ツールを確認する
接続を確認する
加 熱 バス の 通 信 エ
ラー
加熱バスと通信できない 赤外線インタフェースが塞が
れている
加熱バスの電源が切られてい
る、または検出エラー
赤外線インタフェースの加熱
バスが存在しない
PCB が破損している
赤外線インタフェースを確認し、必要
に応じて掃除する
加熱バスの電源を入れる
加熱バスを確認する
サービス部門に連絡する
EEPROM エラー EEPROM の読み取り/書き込
みでエラーが発生した
EEPROM が故障している サービス部門に連絡する
ストレージエラー 内部フラッシュの読み込み/書
き込みエラー
内部フラッシュの読み込み/書
き込みエラー
サービス部門に連絡する
記載された処置では症状を解決できないか、別のエラーメッセージが表示される場合は、以下の手順のいずれかを行ってくだ
さい：
- サービス部門に連絡してください。
- エラー・症状の簡単な説明を付けて、デバイスを修理のために送付してください。
保証
IKA
保証条件に基づき、保証期間は 24 ヵ月です。保証の下で
請求を行うには、地域のディーラーにご連絡ください。また、納
品書および請求の理由を同封の上、装置を弊社の工場に直接
送付することができます。輸送費はご負担いただきます。
摩耗したパーツ、不適切な使用、不十分なお手入れによる障
害、または本取扱説明書の説明に基づくメンテナンスを行っ
ていない場合は、本保証は適用されません。
注記: ガラスセット・フラスコについては、販売店もしくは
IKA
ジ
ャパンにお問い合わせください。