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日本
語
06/16 © Hagan Ski GesmbH, Andiesen 11, 4774 St.Marienkirchen, Austria / Art. Nr. TU055-K
使用説明書-
hagan Z
スキー板ビ
ンディング
この度はhagan Z スキー板ビンディングをご
購入いただき誠にありがとうございます。安
全にご使用いただくため、以下の注意事項を
お読みいただき、お守りください。
注意事項
• hagan Z ビンディングはISO 5355に準
拠したアルペン用スキーブーツ、ISO
9523に準拠したクロスカントリー用スキ
ーブーツにのみご使用ください。
• hagan スキー板ビンディングはISO規格
およびDIN規格に適合し、独立検査機構(
TÜV-Süd Produkt Service München)の
検査に合格しています。
• 解放値が10を超える設定は適正範囲では
ありません。ご自身の責任で適正範囲内
での調整をお願いいたします。
• 本スキー板ビンディングはいかなる状況
においても、絶対的な安全や膝の損傷を
防ぐことを保障するものではありません。
• スキーをされる方はそれに伴う危険をご
承知ください。それでスキーコース、また
ご自身のスキルやレベルに応じてスキー
をお楽しみください。
• コースの警告表示や説明をお守りくださ
い。
• スキーコースをよくお選びください。ご自
身のスキルをわきまえ、お楽しみくださ
い。またくれぐれも単独でコースに出ない
ようにしてください。
• 雪崩対策装備をご使用ください。
(ビーコ
ン、プローブ、シャベル等)
• 天気や雪崩警告の情報に必ず留意してく
ださい。
• フリースキーをされる方は必ずコースに
適合したヘルメット、プロテクター等の対
策装備をご使用ください。
• 深いパウダースノーを滑走される場合、
ベルトやセーフティーストラップを加えて
使用することをお勧めします。
• スキー板ビンディングが正しく取り付けら
れ、調整されていない場合、けがをする危
険があります。専門店に取り付け、調整を
ご依頼されることを強くお勧めいたしま
す。
• ビンディングの機能を正しく保つため、専
門店での調整をご自身で変更しないよう
お勧めいたします。
• 汚れ、時間の経過、間違った保存方法、長
期にわたる不使用はビンディングの解放
値を変化させます。スキーシーズンの前
に専門店を通して、適合する測定機器を
用い、解放値の検査をお受けください。
• 適合しないスキーブーツおよびソールの
摩耗が著しい場合、ビンディングに損傷を
与える可能性があります。定期的に装備を
検査、必要なら専門店での検査をお受け
ください。
• スキー板ビンディングの輸送時、ビンディ
ングの性能に影響を与える、塩分、汚物、
その他の汚れが付着する可能性がありま
す。スキー板ビンディング用カバーまたは
スキー板ケースを使用することをお勧め
いたします。
• どのようなビンディングの間違った使用(
例 スノーボードへの使用、ビンディング
とブレーキパーツの改造)も正しい機能
の発揮に影響し、危険を招く可能性を高
めます。
• 製品に付属していないアタッチメント、セ
ンターエレメントの取り付けはビンディン
グとブレーキ性能に影響を与える可能性
があります。必ず専門店での取り付けをお
願いします。
• 領収書、装備カードや使用説明書を正しく
保管してください。
• 飲酒や麻薬の使用下では滑走しないでく
ださい。
• インターネットで本ビンディングをご購入
いただいた場合、必ずhaganが認証した
専門店で、ご購入者の個人情報、ご購入い
ただいた装備に基づき、ビンディングの検
査をご依頼ください。
ご自身で設置、取り付けされたことによるい
かなる結果も、当社haganは責任を負いま
せん。
操作と調整
設置の方法はビンディングの種類だけでな
く、主にスキーブーツや滑走方法によって決
まります。設置は専門店のみで行い、適切な
測定機器で検査を受けてください。サイド解
放値表示エリア(4)とフロント解放値表示エリ
ア(5)から専門店が調整した解放値を知るこ
とができます。解放値が10を超える場合は適
正範囲を超えます。その場合はご自身でリス
クを管理してください。図(A/B)
スキーブーツの厚さ調整
ソール固定装置(2)の位置はスキーブーツ
の厚みに基づき、トゥピース高さ調整ネジ
(18)で高さを調節できます。ネジを回すこと
によりブーツソール固定装置が上下に動き
ます。正しく調整されているかをテストする
ため、ソールとガイドプレート(14)の間にテ
スト紙(17)を通してください。もし紙が破れ
ないなら、正しく調整されていることを示して
います(図(C))。同時にスキーブーツを上に
引き上げてください。チェック:ソールとガイ
ドプレート(14)のすき間が最大で0.5mmを
超えないようにしてください。
注意:ソール固定装置は手動で高さを調節
してください!もしソール前部が厚いなら、ソ
ール固定装置(2)にセットすることができませ
ん。この場合ソールが既定のサイズ範囲内で
はないことを示しています。ソールがゴムの
場合は上記に示されているテストを行い、紙
が通るまで削ってください。
スキーブーツの長さ調節
長さ調節ネジ(10)によりヒールプレートをソ
ールに向かって締めつけます(図(D))。ネジ
頭がヒールプレートカバー(図(E))とツライ
チになるまで回します。
装着(再装着する場合を含む)
ビンディングを再装着する前に、スキーブー
ツの雪や汚れをきれいに除去してください。
もしヒールプレートサポート(7)が閉じている
場合はレバー(8)を押し開いてください。ブー
ツをトゥピース(1)とソール固定装置(2)の間
につま先から挿入し、かかとを下げてヒール
プレートサポート(7)を固定します。
脱着(転倒ややむをえない状況下を
含む)
スキーストックを使用しレバー溝(9)に当て、
レバー(8)を押し下げます。それと同時にヒー
ルプレートをビンディングから持ち上げてく
ださい(図(F))。
アドバイス:指でレバー(8)とヒールプレート
の間を操作すると、けがをする危険がありま
す。できるだけいつもスキーストック、スキー
ブーツまたは手のひらでレバーを押し上げ
ビンディングを開放してください(図(G))。
スキーモードから歩行モードへの切
り替え
「スキーモード」から「歩行モード」に切り替
える場合、ヒールリフターレバー(12)を使用
しモジュールロック(11)を歩行の位置にして
ください。スキーストックの先端を指定され
た隙間に挿入し、前に押し下げてください(
図(I))。
歩行モードからスキーモードへの切
り替え
「歩行モード」から「スキーモード」に切り替
える場合、ヒールリフターレバー(12)を使用
しモジュールロック(11)をスキーの位置にし
てください。ブーツまたは手で、スキー板に
当たるまで後ろに押し下げてください。
アドバイス:歩行モードからスキーモードに
切り替える前に、ビンディングに付着した雪、
氷や汚れをきれいに除去してください! モ
ジュールロックの操作がしやすくなります。
ヒールリフターレバーの使用について
歩行モードで、ヒールリフターレバーは3段
階の調整ができます。-ヒールプレート角度
が10度または15度(図(J/K))。ヒールリフター
レバーを後ろに押す(モジュールロックがロ
ックされます。)とヒールプレート(13)がモジ
ュールロック(11)の位置になり、第3段階の位
置(5度)になります(図(L)図(G))。ヒールリ
フターレバーをスキーストックを使用し、前
に倒すと位置が高くなり(図(M))、後ろに倒す
と低くなります(図(N))。
注意:くれぐれもビンディングがロックされて
いない状態で滑走しないでください!
解放値の設定 > DIN/ISO 8-10の場合、開放
とロックが、強力になることを必ず考慮して
ください。安全なコース以外のクロスカント
リースキーをする前に、関係する状況を理解
し、また緊急時のみ使用できる設定であるこ
とをご理解ください!
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