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日本語
2 m
d
– 本機を180°回転させ、ドア開口部の反対側、ポ
イントIIのすぐ後方に配置します。本機を整準さ
せ、垂直レーザーラインの中心がポイントIとII
を通るようにします。
– ドア開口部の上端に照射されているレーザーラ
インの中心をポイントIVとして印を付けます。
– 印を付けたポイントIIIとIVの差
d
は、本機の垂直
ラインに対する実際の誤差となります。
– ドア開口部の高さを測定します。
2本目の垂直レーザーレベルのために測定手順を繰
り返します。垂直レーザーレベルが本機の横、側
面に照射される運転モードを選択します。測定を
開始する前に本機を90°回転させます。
最大許容誤差は以下のように計算します:
2 × ドア開口部の高さ ×
0.3
mm/m
例えばドア開口部の高さが
2
mの場合の最大許容誤
差は、
2 ×
2
m × ±
0.3
mm/m = ±
1.2
mmとなります。ポ
イントⅢとⅣが
1.2
mm以内であれば正常です。
作業に関する注意事項
u
レーザーラインの中央に印を付けてください。
レーザーラインの幅は距離に応じて変化しま
す。
ターゲットパネルを使用して作業する場合
条件があまり良好でない場合や距離が離れている
場合には、ターゲットパネル
(16)
を使用すると、
レーザーラインの視認性が向上します。
ターゲットパネル
(16)
の反射面により、レーザー
ラインの視認性が向上します。半分が透明となっ
ているため、ターゲットパネルの背面からもレー
ザーラインを確認することができます。
三脚(付属品)を使用して作業する場合
三脚は、安定感のある、高さ調整可能な測定用ツ
ールです。本機の三脚取付部
(8)
(1/4インチ)を
三脚
(20)
または市販の撮影用三脚のネジ部に合わ
せます。市販の三脚に固定する場合には、5/8イン
チの三脚取付部
(9)
を使用してください。三脚の固
定用ネジを締め付けて本機を固定します。
本機をオンにする前に、三脚の位置をある程度調
整してください。
マルチマウントクリップ(付属品)を使用した固
定(図Bを参照)
マルチマウントクリップ
(15)
を使用して、本機を
垂直の面、配管や磁性材料などに固定することが
できます。マルチマウントクリップは床用三脚に
も適しており、本機の高さを容易に調整できるよ
うになります。
本機をオンにする前に、マルチマウントクリップ
(15)
の位置をある程度調整してください。
レーザー受光器(付属品)を使用して作業する場
合(図Bを参照)
光の状態があまり良くない場合(周囲が明るかっ
たり、直射日光が当たる場合など)や距離が離れ
ている場合には、レーザーラインが探知しやすく
なるよう、レーザー受光器
(17)
を使用してくださ
い。レーザー受光器を使用して作業するときは、
(参照 „パルスモード“, ページ 16)にしてくださ
い。
レーザー用保護メガネ(付属品)
レーザー用保護メガネは周囲の光を透過するた
め、目にはレーザーの光がより明るく感じられま
す。
u
安全メガネとしてレーザー用保護メガネを使用
しないでください。
レーザー用保護メガネはあ
くまでもレーザービームを見やすくするための
もので、レーザー光から保護することはできま
せん。
u
レーザー用保護メガネをサングラスとして使用
したり、着用したまま運転しないでください。
レーザー用保護メガネは紫外線から目を完全に
守ることはできず、着用したままだと色を正確
に知覚できなくなります。
作業事例(図A–Fを参照)
本機の用途事例は構成図に記載されています。
お手入れと保管
保守と清掃
本機を清潔に保ってください。
本機を水またはその他の液体に漬けたりしないで
ください。
汚れは水気を含んだ柔らかい布で拭き取ってくだ
さい。洗剤や溶剤を使用しないでください。
特にレーザー光照射口の面は定期的に清掃を行
い、糸くずなどが残らないよう注意してくださ
い。
本機を保管・運搬する際には、必ず付属のキャリ
ングバッグ
(19)
またはケース
(22)
に収納してくだ
さい。
本機を修理のために発送する際には、必ず付属の
キャリングバッグ
(19)
またはケース
(22)
に収納し
てください。
1 609 92A 5MK | (30.03.2020)
Bosch Power Tools