背景色の設定:
1
MAIN
MENUS
の「
CONFIGURE
」ボタンを押してコンフィギュレーションの設定を開きます。
2
FUNCTIONS
セクションで、背景色に合わせて、
RED
、
GREEN
、
BLUE
BACKING
から任意の色を
選びます。ステータスバーの
BACKING
COLOR
(背景色)インジケーターが、選択した色に変わっ
ていることが確認できます。
背景色が設定されると、
Ultimatte
は自動合成を実行し、その結果がプログラム出力として確認できます。
MONITOR
OUT
セクションの「
PGM
OUT
」ボタンをタップするとプログラム出力を選択でき、モニター出
力に接続されているモニターにイメージが表示されます。
背景スクリーン補正の設定
スクリーン補正機能はグリーンバックなどで大きな差異が生じていたり、背景となるスクリーンに照明が
均一にあたっていない場合などに役立つ機能です。
カメラが固定された状態で、シーンから全てのフォアグラウンドのオブジェクトを取り除ける場合、スクリー
ン補正を実行できます。この機能では、グリーンバックなどの背景となるスクリーンのみの状態を
Ultimatte
に認識させ、全てのエレメントを戻した後、フォアグラウンドで何が変わったか分析し、最適なマットを生
成します。これは、マットで適切に機能していない領域を是正するのに役立ちます。
スクリーン補正を実行する:
1
シーン内のフォアグラウンドの全エレメントを取り除き、背景となるスクリーンだけが見える状態
にします。
2
MAIN
MENUS
の「
MATTE
(マット)」ボタンを選択します。
3
GROUPS
セクションで「
MATTE
PROCESS
(マットプロセス)」を選択します。
4
「
SCREEN
CAPTURE
(スクリーンキャプチャー)」ボタンを押します。これにより、グリーンバッ
クのスナップショットが保存され、これを基にスクリーン補正を生成します。
5
全てのフォアグラウンドのエレメントをシーンに戻します。
6
「
SCREEN
CORRECT
(スクリーン補正)」ボタンを押します。
Ultimatte
は、キャプチャーされたイメージに対するフォアグラウンドのエレメントを分析して、最適な
マットを決定します。
マット濃度の設定
マットを微調整する必要がある場合、最初に行うことはマットの濃淡の調整です。これはマットの黒の領域
(不透明の領域)を改善します。マットの黒の領域内にグレーの領域があると、フォアグラウンドが透け
てバックグラウンドが見える原因となります。
マット濃度を調整する:
1
マットの設定を開くために
MAIN
MENUS
ボタンの「
MATTE
」をタップします。
2
「
MATTE
DENSITY
(マット濃度)」コントロールノブを反時計回りに回してマットの濃度を下げ
ます。黒いシルエットの中にグレーの領域が見え始めるまでノブを回します。
作業のこつ
スクリーン補正機能は、カメラの設定が済み、所定の位置にセットしてから実行す
ることを推奨します。これは、カメラが移動するとスクリーン補正が機能しなくなり、再び適用
する必要があるからです。
86
合成作成のクイックガイド
Summary of Contents for Smart Remote 4
Page 67: ...オペレーションマニュアル 2017年11月 日本語 Ultimatte 12 ...
Page 132: ...Manuel d utilisation Novembre 2017 Français Ultimatte 12 ...
Page 197: ...Benutzerhandbuch November 2017 Ultimatte 12 Deutsch ...
Page 262: ...Manual de instrucciones Noviembre 2017 Español Ultimatte 12 ...
Page 327: ...操作手册 2017年11月 中文 Ultimatte 12 ...
Page 392: ...Руководство по эксплуатации Ноябрь 2017 г Ultimatte 12 Русский ...
Page 457: ...Manual de Operações Novembro 2017 Português Ultimatte 12 ...