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ソングの録音
セット
コードやスタイルチェンジを選んだら、[SET]を押します。現在カーソル
が置かれている位置に入力した内容のデータが録音され、小節バー上に
黒い長方形のボックスで示されます。また、録音されたスタイルの拍
子、スタイルネーム、パターンがLCD画面の左上に表示され、録音され
たコード、テンポ、リズムON/OFF(後述参照)マークが右側のボックスに
表示されます。
FUNCTION
MIXER
BEAT
CONTRAST
DISPLAY HOLD
PAGE
EXIT
–
+
同じ要領で、別の位置にカーソルを移動し、必要なコード/スタイル
チェンジを次々に録音していきます。コードシーケンス機能によって録
音されるデータは以下のとおりです。
コードシーケンス機能によって録音されるデータ
・伴奏スタイル
・パターン(メインA/B、
イントロ、
エンディング、
フィルイン、
ブレイク)
・コード
・自動伴奏(ABC)のパートごとのボリューム(ミキサー画面での設定)
・テンポ
・リズムON/OFF
・ABC/SONG(自動伴奏/ソング)ボリューム(初期ボリューム値としてのみ)
■コードシーケンス機能を使って入力
できるコードの種類は、P48のフィン
ガードコードのリストに載っているも
タイプ
のと同じです。また、[TYPE]を"---"表
示にして録音すれば、コードを空白の
まま録音することができます。リズム
だけを鳴らしたい場合などに使用しま
す。鍵盤からは、オンベースコードも
入力することができます。
■小節バーの左側にそれぞれの小節番
号が示されます。
■コードシーケンス機能にはその他に
もさまざまな編集機能があります。こ
のあとの2、3ページめの画面の説明を
ご参照ください。
タイプ
■コードを空白のまま録音し([TYPE]
を"---"表示にして録音し)、リズムON/
OFF機能(後述参照)でリズムをOFFに
することにより、ブレイクを作ること
ができます。(左ペダルでのブレイク
(P102)は入力できません。)
■その前の位置に録音されたコード
(LCD画面の右側のボックスに示され
セット
ているコード)と同じコードは、[SET]
を押しても録音されません。
■カーソルを次の入力位置に移動し
て、コードを入力せず、スタイルやパ
タ ー ン だ け を 変 更 し て ( こ の と き
ルート
タイプ
[ROOT]と[TYPE]は空白になります)
セット
[SET]を押せば、コード以外のデータ
だけが入力されます。
■一連のコードを入力したあとに異な
る拍子のスタイルに変更すると、小節
内のコード位置が変わります。
4
録音をストップする
すべての録音が終わったら、コードシーケンス(CHORD SEQUENCE)画
エンドマーク
面の2ページを開き、[END MARK]を押して、終わりの位置を決めるエン
ドマークを入力します。LCD画面の右側のボックスにエンドマークが表
示されます。
続けて、コードシーケンス(CHORD SEQUENCE)画面の3ページを開
エンド
き、[END]を押すと、
「よいですか?(Are you sure?)」
のメッセージが表示
されます。[はい(YES)]を押すと、録音された内容がセーブされ、コード
シーケンス機能が自動的に終了します。中止したい場合は[いいえ(NO)]を
押します。
エグジット
レコード
【EXIT(戻る)】
を押すか、
【RECORD(録音)】
を押してランプを消して、終
了することもできます。その場合、セーブされていない状態だった場合
には
「作成したデータをセーブしますか?(Save recorded data?)」
のメッ
セージが表示されます。[はい(YES)]を押すと、録音された内容がセーブ
され、コードシーケンス機能が終了します。[いいえ(NO)]を押すと、録音
された内容がセーブされず、コードシーケンス機能が終了します。キャ
ンセルして作業を続けたい場合は[キャンセル(CANCEL)]を押します。
■コードシーケンス機能を使って録音
したデータは、トラック9〜16に録音
されます。通常の方法で再生したり、
トラック録音の方法でその他のトラッ
クに録音を加えたり、自動伴奏のパー
トにオリジナルのフレーズを上書き録
音したり、自由に取り扱うことができ
ます。
■コードシーケンス機能によって録音
されたソングは、あとでまたコード
シーケンスの画面に入って修正するこ
とができます。ただし、その場合一度
通常のトラック録音の方法で、自動伴
奏のパートにオリジナルのフレーズを
上書き録音したデータは、プリセット
の伴奏スタイルのデータに書き換えら
れることになります。(たとえば、ベー
スパートを上書き録音しても、コード
シーケンスの画面でデータ修正を行う
と元のベースパターンに戻ってしまい
ます。)