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AC サーボモータ/ドライバ 1S シリーズ 取扱説明書
異物の内部混入防止
• サーボドライバ内部に金属粉、油、切削油、ほこり、水などの異物が入らないよう、設置や運用
に配慮してください。
• 取付作業時にドリルの金属切粉などがサーボドライバ内部に入らないように、サーボドライバの
上部にカバーを付けるなどの配慮をして作業してください。また、作業終了時には、これらのカ
バーは必ず外してください。カバーを付けたままにしていると、サーボドライバの熱放散が阻害
され、故障につながります。
配線図
• 一体型ケーブルの長さは 50m 以下にしてください。
*1
• 保護素子は漏電ブレーカーとヒューズを使用して下さい。
* 1
これらは EMC 指令の要求を満たす長さではありません。
EU 指令の適合条件を参照してください。
過負荷特性(電子サーマル機能)
• サーボドライバには、サーボモータとサーボドライバを過負荷から保護するための過負荷保護(電
子サーマル)機能が内蔵されています。過負荷が発生した場合には、異常発生原因を取り除いたあ
と、サーボモータ本体温度が下がってから再通電してください。短時間の間に異常リセットを繰り
返すと、サーボモータの巻線が焼損するおそれがあります。
• サーボドライバのパラメータは、サーボモータの定格電流を超えないように設定してください。
保護
素子
ノイズ
フィルタ
L1
L2
L3
U
V
W
FG
FG
24V
0V
サーボドライバ
U
V
W
サーボモータ
エンコーダ
エンコーダ