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5-3.
バッテリの定期リフレッシュに関する注意事項
バッテリのリフレッシュは、初回以降自動的に実行されることはありませんが、バッテリ
の安定稼動のために、定期的にリフレッシュすることを推奨します。
実行間隔は1年に1回を目安としてください。リフレッシュは自動で行われないため、
Universal RAID Utility
を使用し、手動で実行してください。
詳細な方法については、本体装置添付の
EXPRESSBUILDER
に収められている「
Universal
RAID Utility
ユーザーズガイド」を参照してください。
また、バッテリ使用開始後、
1
年程度リフレッシュを実行しなかった場合、以下のような
バッテリのリフレッシュを促すログが出力されます
(W,X
は
RAID
コントローラを示す数
字
)
。
・ログビューア
種類
情報
イベント
ID
510
説明
[CTRL:W(ID=X)]
バッテリリフレッシュが必要です。
・システムログ
ソース
raidsrv
種類
情報
イベント
ID
510
説明
[CTRL:W(ID=X)]
バッテリリフレッシュが必要です。
5-4.
バッテリのリフレッシュ中の注意事項
バッテリのリフレッシュ中は以下の点に注意してください。
バッテリのリフレッシュ開始後、
12
時間はシステムを再起動しないでください。再起
動した場合は、リフレッシュの完了まで時間がかかる場合があります。
バッテリのリフレッシュ中は、バッテリの温度が通常時よりも高くなります。温度が
高くなると充電や放電を一時的に停止するため、リフレッシュ動作に時間がかかる場
合があります。
RAID
コントローラのライトキャッシュ設定を通常ライトバックに設定している環境
では、リフレッシュが完了するまでライトスルーで動作します。常時ライトバックに
設定している環境では、リフレッシュ中でもライトバックで動作します。