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20424816 Rev 06/21
20424816 Rev 06/21
Japanese
Japanese
準備
試薬
1. 試薬キットの調製を、キット同梱の文書または
完全版のユーザーガイド(オンライン)に従って
行います。
2. 低温で保管されている下記の製品を室温になじま
せます(20~25°C、約10分間)。
• IEF Chip
• PAGE Chip
• Rehydration Solution
• DTT Solution
• アンフォライト
3. タンパク質試料の抽出/希釈およびIEF Chipの膨
潤のためのワーキングRehydration solutionを
調製します。
試薬
体積
最終濃度
Rehydration
Solution
189 µL
DTT Solution
(1M)
10 µL
50 mM
アンフォライト*
1~2 µL
0.5~1% v/v
合計
200 µL
* アンフォライトはIEF ChipのpH範囲に合わせ
て選んでください。40%原液のアンフォライトは
1µLを加えてください。100倍濃度のアンフォライ
トは2µLを加えてください。
4. SDS-PAGE前のタンパク質の平衡化用にワーキン
グEquilibration Bufferを調製してください。
試薬
体積
最終濃度
Equilibration
Buffer Premix
760 µL
DTT Solution
(1M)
40 µL
50 mM
合計
800 µL
試料の調製
タンパク質試料を、ステップ3に従って調製したワーキン
グRehydration solutionに溶解させます。液体の試料は
ワーキングRehydration solutionで2倍以上に希釈して、
目的のタンパク質濃度にし、塩濃度を出来るだけ減少さ
せるようにしてください。
塩濃度が高いと等電点電気泳動中に電流が100µAを
超え、タンパク質分離に影響することがあります。高塩
濃度の試料は次の内何れかの方法で脱塩を実施してく
ださい。
TCA/アセトン沈
殿処理からのワーキングRehydration solutionによ
る再懸濁または
スピンカラムを用いたワーキング
Rehydration solutionへの交換または
Auto2D®装置を用いた脱塩プロトコル
(詳細はユーザーガイド完全版をご覧ください)
注:
タンパク質の再懸濁中、タンパク質を37 °C以上に加
熱しないでください。
試料中のタンパク質を定量してください。Auto2Dには0.1
~100µgのタンパク質を導入できます。タンパク質の適量
は検出方法と試料の複雑さによって異なります。次のタン
パク質量をまず試してから、個々の試料に応じた最適な
アプライ量を決定してください。
• CBB染色液による検出:50 µg
• 蛍光染色液による検出:10 µg
• 銀染色:5 µg
• 蛍光pre-labeling:3 µg
Solution Chipにアプライするタンパク質の量に基づい
て、タンパク質の分離にS、M、Lの何れのレシピを使うか
を決定してください。
デバイスにアプライ出来る試料の体積は13~15µLです。
試料は必要に応じてワーキングRehydration solutionで
希釈してください。
Auto2D
®
装置の電源を入れる
各国の電源コンセントに適切な電源コード(同梱)を選択
します。コードの片端をAuto2D®装置のインレットにしっか
りと差し込み、プラグをコンセントに差し込みます。
電源スイッチはAuto2D®装置背面のACプラグポートの隣
にあります。スイッチを上に押し上げて電源を入れます。
アプリケーションは自動的に起動します。画面から
Auto2D® Plusモードを選択します。
レシピの読み込み
SETTING → RECIPE を選択します。Recipe Information
(レシピ情報)画面をタッチします。Recipe Selectionダ
イアログボックスが表示されます。
”RECIPE NAME” → LOAD → OK → EXIT を選択します。
注:
使いたいレシピ名が画面右上に表示されていること
を確認します。
チップの準備
PAGE Chip
Eチップ
陰極側
陽極側
1. チップの陽極側にある白いテープをはがします。
2. チップの陰極側にあるプラスチックのカバーを慎
重に取り外します。
3. 陽極と陰極のバッファー溝を蒸留水で優しくすすぎ
ます。紙ワイパーを用いてチップ外側の液体を拭き
去ります。この際チップの陰極側に露出している細
長いゲルに傷をつけないように気をつけます。
チップをトレイにセットする
Auto2D®装置のタッチスクリーンで OPEN → OK
を選択します。トレイが開いたら、PAGE Chip
(水色のライ
ン)
を陽極側を手前にして置きます。Solution Chip Plus
(濃青色のライン)
をPAGE Chipの上に、角の取れた側を
手前にして置きます。